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結婚が決まってからというもの

周りはバタバタとそれはもう
忙しくしている









花瓶に生けていた花は
気付いたら枯れてしまっていた








――――――――――――





【A、とっても綺麗よ】
【我が国の誇りだな】






「ありがとうございます、お父様お母様」







いよいよ今日私はこの国を出る








『あぁ〜〜〜〜A〜〜』








「リョウガ兄様、しつこいです」








『愛しの妹が………』









ついに今日私はこの国を出ます









「カイも一緒に行けることになりましたし
1人じゃないですから大丈夫ですよ?」









《そうです。この俺が付いておりますので、、
だから頼みましたよ?リョウガお兄様?》









『お前がお兄様言うな……』








「お兄様、私を心配しすぎて
これ以上ガリガリになっちゃダメですよ?」








『な〜〜に言ってんだお前は!!!!!


…でも無理はするなよ?
寂しかったらカイにでも当たれ
そんでいつでも帰ってこい』






「はい…ありがとう


行ってきます!!!!」






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作者名:リリウム | 作成日時:2017年5月19日 21時

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