No.5 ページ5
汐梨side
ヤバイよこれ…死ぬ
「手前、何処の誰か答えろ」
うん、まぁそうなりますよね
分かったから殺気を消してほしい…
私は頭をフル回転させて言い訳を考える
ここは路地裏…右手には廃ビル、左手には高層ビルが建っている
しかも周りをよく見てみると敵?の死体が大量にある…
う〜ん…そうだ!
『私、ヨコハマに住んでいて、この辺りに一週間程前から観光に来ていたのですが…。道に迷い、財布も盗まれたようで、途方に暮れていたんです。そしたら貴方がたが闘っている音が聞こえて…とっさに廃ビルに隠れたんです』
私の話を怪訝そうに聞いていた中也さんは、私の話を疑うかと思いきや何故か納得した様子なんですけど…
この言い訳無理あると思ったんだけどなぁ…
やっぱ私の推しは単純…
そして中也さんは私の話を信じたらしく、別の質問をした
「事情は分かった…。だが、空から降ってきたのは…ありゃ何だ?あと、何で俺を知ってた?」
どうやら民間人と認識されたらしい
それは良いとして、降ってきた理由と中也さんを知ってたことだよね
『それは…少し貴方がたの様子が気になって、廃ビルの窓から身を乗り出してたら不覚にも落ちまして…。貴方様を知っていたのは…そこに転がっている敵の方々が貴方様のことを話しているのをを耳にしまして。それであなた様の名前を知ったんです』
「…なるほどな」
敵と単純な中也さんに感謝!
あとはとぼけを貫き通せば…!
『貴方は異能者なのですか?何故この方々を殺したのです…小競り合いとは殺し合いのことだったのですか?』
「……手前みてえな民間人に話すことじゃねえよ。死にたくなかったら、さっさと立ち去れ」
あれ?トリップ早々中也さんとの関係が切れそう…
これは言い訳の内容ミスったかな?
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ミレー - ラムさん» 神様が枕元に立ったら願いたいですよね(o^・^o) そういえば文豪の夢を見ます最近でも私に遅いかっかてっ来ますo(T□T)o (2019年10月14日 20時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
ラム(プロフ) - ミレーさん» ですよねー笑夏休み中ずっとトリップの話をオリヒメとしてました笑笑 (2019年10月14日 10時) (レス) id: 679c2774ae (このIDを非表示/違反報告)
ミレー - 面白かったですσ(*´∀`*) 本当に文豪達がいたら良いのにと思いますね(*゜Q゜*) (2019年10月14日 10時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ラム オリヒメ x他1人 | 作成日時:2019年8月29日 18時