No.2 ページ2
柚side
は?
…そう思った時にはもう既に遅い。
俺は上空を浮遊していた
辺りを見渡すが、汐梨さんはいない
が、まぁ俺もそれどころじゃないらしい
あんのくそ神め…っ!
俺は真っ逆さまに地上へと落ちていた…、正直高いところは苦手な為雲の上からニコニコと手を振る神を殴り込みにいきたい…
ぎゅ、と目を瞑る
この恐怖の次に感じたのは謎の浮遊感だった
『っは?』
目を開くがそこには…何も無い
無が広がっている
突如全身に鈍い痛みを感じ身体に目をやる
身体に傷はない…
そこで思い出した、トリップモノの話をする時汐梨さんが言う言葉…
__トリップって成功する人としない人がいるんだって、トリップは異世界の歪みに入り込むから身体が耐えきれず、死ぬ人がいるって話
………あ、俺…耐えきれないのか?
そんなことが頭を過ぎった
尋常ではない全身の痛みと頭に響く金属音
痛い
俺は言うべきでは無いのだろうが自 殺未遂を繰り返している
もう8回位だったか?
だが正直ここまでの痛みは想定外だ
死ぬなら楽に死なせて欲しいものである
『嫌だな………痛えし…本当、くそ神っざけんな』
その時、自分の身体の異変に気が付いた
髪が…伸びてる?
肌も白い上に透き通っている
明らかに自分じゃない
!
思い当たるものがあった
これが美少女…補正?
てことはチート補正?
異能かなー?なんだ?
じゃねぇ、俺死ぬんだって!?
と、思った時、俺はドラム缶にハマっていた
うん?
下から何か声がする
「ち、ちょっと…苦しいじゃあないか」
『…みや…宮野真守…マモっ!?』
そう、誰もがしる声優_宮野真守の声が俺の下からするのだ
待て待て?
「早くどきたまえ…」
『ん?…ひゃい…?あ』
瞬時に全てを悟った
これは太宰さんだ
俺はトリップした、でもって今の時間は太宰さんがドラム缶にはまるかの有名な…
『無理っす!これ出れないんですって!』
「あ…そうだ、私は自 殺法を」
『そんなん知ってますって!敦く………あ』
失言を俺は積み重ねた
まず、俺が太宰さんの自 殺癖を知るはずなければ敦くんのことを知るはずも無い
「ふうん?後で話をゆっくり聞こうか?」
「え、誰?」
『あーと…あのぅ…』
目の前の敦くんはきょとん、と首を傾げている
そりゃそうだろう…
『助けて欲しいんす!』
取り敢えず、詰んだ
1人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミレー - ラムさん» 神様が枕元に立ったら願いたいですよね(o^・^o) そういえば文豪の夢を見ます最近でも私に遅いかっかてっ来ますo(T□T)o (2019年10月14日 20時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
ラム(プロフ) - ミレーさん» ですよねー笑夏休み中ずっとトリップの話をオリヒメとしてました笑笑 (2019年10月14日 10時) (レス) id: 679c2774ae (このIDを非表示/違反報告)
ミレー - 面白かったですσ(*´∀`*) 本当に文豪達がいたら良いのにと思いますね(*゜Q゜*) (2019年10月14日 10時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ラム オリヒメ x他1人 | 作成日時:2019年8月29日 18時