四月の嘘 2 ページ8
「…………Aが吐いた嘘ごときに惑わされてしまうとは、不覚だ」
少し不満げな声が上から聞こえたから
『澁澤さんは、私が離れていく様な事になると少しお馬鹿さんになりますよね?』
自分でも馬鹿にするような、意地悪い笑みになってしまったと思う。
彼の顔が余計にムッとした表情になったから。
…そろそろ揶揄うのはやめておこうかな。
「…認めたくはないがな。私は君のことになると冷静さを失ってしまう。」
だから嘘でも、あんなことを言うのはやめてくれ___
彼から身体を離すと髪を優しく掬われ、撫でられる。
なんでこの人はこうも寂しい声音を出すのだろう。
罪悪感に襲われる。
『心配しすぎ。それに吐いた嘘は1年間は実現しませんし来ないことが時々あっても、私がここに二度と来れなくなるってことは無いですから』
髪と頭を撫でる手をきゅ、と握れば 彼は「ならば安心だ」と笑った。
〜〜〜〜オマケ〜〜〜〜
『あっそういえばゴーゴリさん誕生日だったな…おめでとうぐらい言った方が良いかな』
「(誰だ……ゴーゴリとは一体…)」
エイプリルフール&ゴーゴリさん誕生日
そして新元号
今年の四月馬鹿は波乱の日ですね。
白ラン着てましたね。
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天然石 - 更新してしてほしい (2021年8月19日 0時) (レス) id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
曇天に笑う - 続き書いて (2019年4月23日 21時) (レス) id: 96967fede0 (このIDを非表示/違反報告)
あやめ(チョコましゅまろ)(プロフ) - しぶしゃわしゃん、、、、かっこいい、、、、、 (2019年3月3日 0時) (レス) id: 4a20dfbb53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Cowra | 作成日時:2019年3月1日 2時