夜を食む 2 ※裏※ ページ12
「力を抜け。私に背中を完全に預けるんだ」
『は、はい……』
湯の中でAの腿裏を掴んで脚を軽く持ち上げると先ほどよりも体重を預けてきた。
「それでいい」
脚を固定して緩く秘部に指を滑らせる。
熱くサラリとした湯の中では異常な程とろりと指先に纏わりつく感覚に連なってぞくりと下腹部に熱が生まれるのを感じた。
そのまま指を奥に押し込む。
『っ、ぁ、……ふ、ぅッん……』
「…何故、声を出す。気持ちいいのか?」
私が先刻吐き出した欲の残滓とそれとは違う浴槽の湯が私の指で掻き乱され混ざり合っているのをダイレクトに感じているのだろう。
びくりと震える身体、自分の肩に顔を埋める様にして耐える様は、私の良心を殺して加虐心だけを助長させていく。
もっと深く指を押し込んで、トントンと奥を緩く刺激する。
そして脚を固定していた手を離してぐ、と彼女の口の中に指を入れる。
「気持ちいいなら声を我慢する必要はない。ほら、先刻も我慢していなかっただろう?」
奥を指の腹で緩く撫で付けながら秘部の上に在る膨れた赤い蕾を親指で押し潰せば、Aはあられもない声をあげて腰を揺らした。
『あ、…ッあぁ、ん、澁澤さん、っだめ』
「…っ」
『ん、?!ふ、ぁ…んん、ぅ…』
口の中に入れていた指を出し、無理矢理顎を掴んで口付ける。
指を入れていたから飲み込めずに溜まっていた涎が舌と絡み合う音が、浴室の中を満たす様に響いていく。
「…ふ、んん……はっ、A…」
『ぅ、ッはぁ、』
口を離せば唾液が糸を作り、やがて途切れて互いの身体を濡らした。
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天然石 - 更新してしてほしい (2021年8月19日 0時) (レス) id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
曇天に笑う - 続き書いて (2019年4月23日 21時) (レス) id: 96967fede0 (このIDを非表示/違反報告)
あやめ(チョコましゅまろ)(プロフ) - しぶしゃわしゃん、、、、かっこいい、、、、、 (2019年3月3日 0時) (レス) id: 4a20dfbb53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Cowra | 作成日時:2019年3月1日 2時