八十五話…？ ページ39
歯ブラシは僕が適当に選んで買い物カゴの中に
放り込んでいき他は二郎くんに選んでもらっていた
衣服類は持ってきていた様子
すると、とある場所でピタッと止まった
同じように視線を変えると…
スケッチブックや色鉛筆などの美術系の場所だった
好きなのかな
二「…」
『良いですよ、一つぐらい。
家に色鉛筆あると思いますし』
そう言うと小さくお礼を呟く声が聞こえた
真剣に選ぶ姿は高校生らしく
少し微笑ましく感じた
二「これにする、行こうぜ」
セルフレジへと向かい、自分でスキャンして
お金を支払い終わり。
車に乗り自宅へと帰る途中
助手席に座っている二郎くんがチラチラとこちらを
見ていた
『どうしました？』
二「いや、なんで年下の俺に敬語使ってんだろって思って…」
…本当だ
十四くんの時は年下感が凄いというか…
いかにも弟っぽかったから自然と敬語じゃなかった
けれど二郎くんはすぐに泣きそうにならないし
不安なことはズバッと聞いてくる分、弟とか年下とかより同級生感が凄いんだよね…
それに加えて二郎くんタメ口だから尚更かな
『敬語じゃない方がいいのでしたらやめますよ』
二「うん、やめてくれ」
途中途中口調が変わるのは山田さんの影響だろうか…
そんなことを考えていると自宅につき、
荷物を持って中へ入った
寝床はまた僕がソファーで寝ようかな
『寝るところだけど二郎くんはベッド使っていいからね、僕はそこのソファーで寝るから』
二「え！？いや、悪いよ。いきなり泊まらせてもらってんのに…」
あわあわする様子を見て気にせずソファーに腰をかけると素直に「あ、ありがとう…」と言って
少し顔を俯かせた
『お風呂先に入っていいよ。』
そう声をかけると返事をして脱衣所へと服を持って
向かって行った
それを確認してから立ち上がり、棚から本を取り
再びソファーに座った
ぺらぺらと読み途中だったページまで飛ばして
そこから熟読する
暫くしてから脱衣所から音がして二郎くんが
姿を現した
二「タオル借りたけど良かった？」
『全然いいよ。じゃあ次僕入ろうかな』
タンスから服を素早く取り脱衣所へ
…あ、そうだ。テレビ見てていいよって言っておこう
そう思って振り返ると買い物袋からスケッチブックを取り出していたのでその必要はなかったなと思い
改めて脱衣所へと向かった
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砂漠＊(プロフ) - yukiさん» ありがとうございます！グダグダ進行になってしまいますがナガノディビジョンの応援よろしくお願いします！(￣^￣ゞ (2022年1月5日 17時) (
レス) id: d153b48b76 (このIDを非表示/違反報告)
yuki - とても好きな物語だったので更新宜しくお願いします (2022年1月5日 10時) (レス) @page47 id: 17169564a0 (このIDを非表示/違反報告)
砂漠＊(プロフ) - 猫目石さん» 大変お返事が遅れてしまいすみません！(; ;)ナガノディビジョン推しありがとうございます！イラスト全然OKですのでもし描いていただけたらぜひ教えてください|´-`)ﾋｿﾘ (2021年12月22日 17時) (レス) id: d153b48b76 (このIDを非表示/違反報告)
砂漠＊(プロフ) - 貴方の作品のファンさん» 大変遅れてすみません！(; ;)これから少しずつ更新していきますので気長にお楽しみください！m(_ _)m (2021年12月22日 17時) (レス) id: d153b48b76 (このIDを非表示/違反報告)
猫目石(プロフ) - ナガノディビジョン推しです！良ければ二次創作のイラストを描かせていただいてもよろしいでしょうか？(マイク起動したところとか。たぶんというか妄想だけになりますが、) (2021年7月25日 10時) (レス) id: 5676b10c1c (このIDを非表示/違反報告)
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