君は雪の妖精【2j3j】 (ページ4)

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1日の始まり 2 ページ4

母のお店は、自宅と隣接するような形になっており看板には「スレーヌ」と書かれている

このお店は薬屋で、薬草や花を使った薬などを販売している。
母は腕利きで、村のみんなから
「傷が早く治ったよ」「王都までは少し遠いから助かるわ」
と頼りにされている。

私は、お店と繋がっている通路を通って裏口から中に入った。
時刻は、八時十五分過ぎ

(良かった、ひとまず間に合った。)

母「あら、Aちゃんおはよう。今日は珍しくギリギリだったわね。」

A「お母さんおはよう、昨日はちょっと夜ふかししちゃって。」

母「あらあら、若いからってちゃんと寝ないとダメよ。お肌にも影響しちゃうんだから。」

A「あはは、気をつけるよ。」

母は、とても綺麗で２児の母とは思えない容姿だった。
なんとも羨ましい。

母「そうだ、裏庭でカゲツちゃんが薬草を収穫してくれてるの。Aちゃんもお花の方手伝ってあげて？」

A「うん、分かった」