ざまぁない ページ19
「鬼道さん…」
「行動を起こすべき時があるんだ…大切な物を守る為にはな…」
「でも…一体何が起きてるんですか？」
「全てはチームを守る為だ。さとり…お前の仇は俺達が取る」
「…待って下さい…まだ交代するとは言ってませんよ？」
私はベンチへ向かい。マネージャーにテーピングを巻いてもらう
「監督。私はまだやれます。」
「ほほう？なにか作戦でも？」
「正直…何も思いついていませんが。”アイツら”には一度痛い目に遭ってもらいます」
「あの…監督！俺に考えが…」
口を開いたのは坂野上だった
「ほほー！よろしい！一時的に風丸君に代わって選手交代でーす！」
「ありがとうございます！」
〜敵陣〜
「まだ続けるつもりか？」
「ルシ…いくらでも斬る」
そして試合は再開される
「さとりさん。作戦に協力して欲しいんですが…」
「分かりました。どんな作戦ですか？」
私は坂野上から作戦を聞き出す。
「分かりました。やってみましょう」
「さぁ！行きますよ！」
試合は始まり。ルシがボールを持って坂野上に向かって行った
ルシは刃物を坂野上に向けるが…
「ああーーーーーーーーっ！！審ぱーーーーーん！！」
坂野上は突然大声をあげて。審判を呼ぼうとする
ルシは慌てて刃物を仕舞った
不正は気付かれることなく試合は再開される
サタンは凄い勢いで敵を抜かしていくが、稲森が後ろからボールを奪う
「(俺は…正々堂々とサッカーがしたいんだ！！)」
…サッカーに対して誠実な子ね
ボールは氷浦へ周る
そろそろかしら…
「氷浦さん。こちらへ！」
私へボールが周る
このまま前線へ…
「またお前…」
来たわね…
ルシは刃物をチラつかせながらこちらへ向かってくる
「…ここねっ！」
私は思いきりスパイクの刃物に向かってボールを蹴る
ブスッッ
「ッ！？」
見事にボールは刃物にぶっ刺さり。ルシは慌てて取ろうとするが、中々取れない
「坂野上さん！今の内です」
「はい！仕上げはこれだ！氷の矢！！」
坂野上は氷浦の必殺技である氷の矢を放ち。ボールを凍らせる。
「な、何！？」
坂野上はルシと繋がり凍ったボールを思いきり蹴る
「はぁぁぁッ！！」
刃物は折れ、ボールは吹っ飛んだ
「何でしょう？！ボールに異常があったみたいです！」
実況の声が響く
「ルシのアイデンティティー…消滅…」
カクン
ルシはまるでロボットが再起不能になったかのように肘をついて倒れる
「ハッざまぁないわね」
私はボソッと呟く
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 16人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
モモ(プロフ) - 分かりました！お手数を掛けて申し訳ありません(*^^*) (2018年12月6日 20時) (
レス) id: 9f311d580c (このIDを非表示/違反報告)
蒼白 - 返信遅れてごめんなさい！そうですね さとりちゃんが一人でお店でお茶していたときに、たまたま出会った とかどうでしょうか？分かりにくくてスミマセン (2018年12月6日 20時) (レス) id: baea1befb6 (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - いえいえ大丈夫ですよ(´・ω・`)リクエストはどうしますか？私としては要望はお答えしたいのでもう一度分かりやすく書いてくださると幸いです (2018年12月6日 17時) (レス) id: 9f311d580c (このIDを非表示/違反報告)
蒼白 - 返事遅くなってごめんなさい！自分でもあとあと見たら分からなかったです。すみません (2018年12月6日 7時) (レス) id: baea1befb6 (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - すみませんバグのせいで名前がモモになってるかもしれません (2018年12月6日 0時) (レス) id: 9f311d580c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：らい | 作成日時：2018年11月5日 1時
