漆黒の剣と盾の使い魔 (ページ2)

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召喚されたページ2

ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは散々失敗したサモン・サーヴァント。最後の一回と決め込んで渾身の一撃と言わんばかりにに魔法陣に魔法を叩き込んだ。失敗したら大爆発。成功したら何かが起きて魔法陣の中心に使い魔がいる。私は勿論、後者を願って杖を振るった。

しかし爆発が起きる。

煙が晴れるとそこには1.7メイル程の黒い長剣と1メイル程の丸い盾が落ちていた。

「剣が落ちてるぞ。」

「メイジをやめて剣士になれってことじゃね」

周りの生徒から悪口が飛んでくる。

ルイズ「嘘でしょ………。」

ルイズは力が抜けて座り込む。
すると剣と盾が小刻みに震え始めた。それらは浮き上がり盾を前面に剣が盾に収まる。

ギルガルド「酷い目に遭いました。」

生徒たちはΣ(ﾟдﾟ)としている。

ルイズ「剣が喋った！？」

コルベール「ミス・ヴァリエール、これはインテリジェンスソードですか？」

ギルガ「いんてりじぇんすそーど？まぁいいです。ここは何処で、貴方は誰ですか？」

ルイズ「ここはハルゲキアの魔法学園よ。私はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールよ。あんたは？」

ギルガ「長い名前ですね。私はギルガルドと言います。タイプは『はがね』『ゴースト』です。ところでなんで私はここに？」

ルイズ「私があんたを使い魔にする為に呼んだのよ。ちなみに拒否権はないから。」

ギルガ「使い魔？まぁいいですよ、やってあげますよ使い魔を。」

ルイズ「あら、素直ね。」

ギルガ「これでも群れの長をしていますから。」

コルベ「ミス・ヴァリエール。契約を。」

ルイズはギルガルドに近づきキスをして契約をした。

ギルガ「まさか、キスされるとは思いませんでした。」

ギルガルドの布のようなものにルーンが刻まれていた。

オスマン「これでサモン・サーヴァントはおしまいです。校舎に戻り使い魔との交流をしてくれ。」

周りの生徒が杖を振り空を飛んでいく。

その中ルイズはひとり取り残された。

ギルガ「行かないの？」

ルイズ「うるさいわね！さっさともどるわよ！」

結局歩いて帰った。