【ハリポタ】グリフィンドール家の子 (ページ6)

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「このタイムターナー、制約があるんだ。時間の制約が…」

スコーピウスは現状をすぐに把握し、そう結論付けた

「僕たち、やり遂げたと思うか？何かを変えたと思うか？」

やり遂げたのか確証が持てなかった。あまりにも時間が短すぎて…

その時、ハリー、ロン、ハーマイオニー、ジニー、ドラコ、Aの父親が3人に駆け寄ってきた

スコーピウスはそっとタイムターナーをポケットに滑り込ませた

アルバスはうつろな目で、腕を抑えている

「どうなったのか、間もなくわかるよ」

スコーピウスはそう言った

「やあ父さん。どうかしたの？」

アルバスは、悪びれるそぶりも見せずそういった

ハリーはあきれ顔でアルバスを見た

「ああ、そう言えるだろうな」

アルバスはその瞬間崩れ落ちた。ハリーとジニーが急いで駆け寄る

Aもぱちくりと目をぱちぱちさせていると、父親が駆け寄ってきた

アルバスは、病棟に運ばれAとスコーピウスはそれぞれの父親の元で説教を食らった

「A、何故ボーバトンの制服を着ているんだ？」

「えっと、転校しようと思っていたの。でもそれが間違いだと気づいた。やっぱり、私はお兄様、お姉さまを残して勝手にそんなことはできないと、気づいたの。ごめんなさい」

苦しい嘘だとは思った。しかし、父親はAがホグワーツでどういった冷遇を受けているのかキースやシャーリーから聞いていたため、すんなりと騙すことに成功した。

Aは自室謹慎を言い渡され、マクゴナガル校長に腕を引かれ連れてこられた先は…

そこで違和感に気付いた。あれ、私、今何処に向かっている？

「マクゴナガル校長、ここはグリフィンドールの寮です。私の寮は、ここではありません」

Aがそういうと、マクゴナガルは眉をひそめて口を開いた

「何を言っているのですか、Msグリフィンドール。あなたはグリフィンドール生でしょう」

Aは唖然とした。

歴史が…歴史が変わっている

すぐにアルバスとスコーピウスに会わなければならなかった。

謹慎中は、談話室に出ることも許されていなかったため、何も情報を得ることができない。

キースやシャーリーとも面会を謝絶させられていた。

謹慎が解けた瞬間、Aはすぐさまアルバスが入院中の医務室に向かった

途中で、ロンにあう

「ロンおじさん…？」

Aはロンの髪型と服装に違和感を覚えた