【ハリポタ】グリフィンドール家の子 (ページ50)

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迷路をやり通せば、どうなるか３人ははっきりとわかっていた

「残念だけど、あなたは迷路をやりとおさないといけないんだ」

アルバスは、苦虫をかみつぶしたようにそう言った

「では、そうするよ。失礼」

セドリックはしっかりとした足取りで離れていく。

その背中を目で追い、声をかけたくてたまらなくなるが何と言っていいのか３人ともわからなかった

「セドリック…！」

アルバスが声をかけると、セドリックが振り向いた

「あなたのお父さんは、あなたをとても愛している」

そう言われたセドリックは、不意にそういわれて驚き顔をしかめる

「え？」

背後でデルフィーが動き出し、地面を這い始めた。

「あなたが、そのことを知っておくべきだとおもって」

アルバスがそういっているのを、Aもスコーピウスも黙って聞いていた

「オーケー、ん…。ありがとう」

セドリックはアルバスの顔をもう一度見つめてから歩き出した。

その時デルフィーはタイムターナーを取り出した

「スコーピウス！アルバス！」

Aそれに気づき、２人の名前を呼んだ

「ああ。タイムターナーが回り始めた。彼女が何をしているか、見ろよ…置いてけぼりを食らうわけにはいかない」

状況に気付いたスコーピウスは、アルバスにそういう

３人は必死でタイムターナーに手を伸ばした瞬間、巨大な閃光が走った。

そして、何かが砕けるような音が響く

ここは…どこだろうか…？確実に。そう確実に第三の課題の場所とは程遠い。

「もうたくさんだ！！！！」

デルフィーは大声を出してタイムターナーを砕く。時計は破裂して粉々になってしまった

「セドリックを使って世界を暗くするというチャンスはお前たちが台無しにしてくれたようだ。」

大切なことを試す時だ。そういってデルフィーは再び宙に舞い上がり、満足そうに高笑いしながら遠ざかっていた。
追いかけようにも追い付けるわけがない。

こちらには杖もなければ箒もないのだ

スコーピウスは必死にタイムターナーの破片を集めようとする

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