【ハリポタ】グリフィンドール家の子 (ページ46)

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「でも、どうして？何が？君は誰なの？」

アルバスは、目の前のデルフィーの態度が信じられないといった表情で、困惑する

「アルバス、私は新しい過去だ」

デルフィーはアルバスの杖を取り上げて折る

「私は新しい未来だ」

スコーピウスの杖を取り上げて折る

「私はこの世界が探し求めていた答えなのだ」

Aの杖を取り上げて折った

3人は、クィディッチ・ピッチまで連れてこられる

今までの戸惑いや不安定な感じは消え、今は闇の力をみなぎら褪せている

「三校対抗試合。第三の課題。迷路。ここがその迷路の場所だ。セドリックを探しに戻るんだ」

スコーピウスは直ぐに気付いた

「そうだ。今こそ余計者を余計者でなくす時だ。我々はセドリックを探しに行く。そうすることでスコーピウス、お前の見た世界をよみがえらせるのだ」

「絶対にそんなことはさせないわ！あんな世界、もう二度と繰り返してはいけない！」

「煩いA。お前にそういう権利はない。黙れ。私は純血で強力な魔法を取り戻したい。闇をよみがえらせたい。」

「君はヴォルデモートに戻ってほしいのか？」

スコーピウスは聞く

「魔法界の唯一の新支配者。彼は戻る。さて、最初の二つの課題はお前たちの魔法のせいでかなり動きにくくなってしまった。

この二つの課題にはそれぞれ、未来の世界から少なくとも二度の訪問があるはずだ。」

デルフィーはリスクをおかさず完全に成功させるために、過去に関与していない第三の課題に向かうという

セドリックが闇落ちすることで、ヴォルデモートが復活する

そのことを知ったデルフィーは、もう一度恥を掻かそうともくろんでいる

「私たちは、あなたには従わない。何をされてもよ」

Aそういうと、デルフィーはいやらしくにやりと笑う

「お前たちはもちろん従う」

「服従の呪文をかけなければならないだろうな。僕を操らないとできないぞ」

アルバスは、デルフィーを睨む

服従の呪文以外でアルバスを従わせるというのだ

するとデルフィーはアルバスを見て、それから杖をスコーピウスに向けた

「やめろ！」

Aもアルバスもデルフィーに向かって叫ぶ

「ふふん。思った通りだ。このほうがお前には怖い。そうだろう？スコーピウスの次はAだ。覚悟しろ」

「アルバス、こいつが僕に何をしようとも、僕たちはこいつの思い通りにさせるわけには…「クルーシオ！！」

デルフィーはスコーピウスが話し終わる前に、許されざる呪文をかける