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「私も知っています。ダンブルドア先生だけが知っていたのでしょう？スネイプ先生。彼がいなくなったとき、あなたがどれだけ孤独だったか、あなたはいい人です。
ハリー・ポッターは自分の息子に、あなたが偉大な人だと教えました。」
何か裏があるのではないか？慎重に２人を見極めている
「ハリー・ポッターは死んだ」
「いいえ、違います。ハリーはあなたこそ彼の出会った中で一番勇敢な人だと言いました。ハリーは知っていたのです。あなたの秘密を。あなたがダンブルドアのためにしたことを…！
そのために、ハリーはあなたを尊敬していました。とても…！」
Aはスネイプに詰め寄り、彼の顔を見挙げる
「そうです。スネイプ先生、だから…だから自分の息子を、僕たちの親友の名前を…。お二人の名前からとったのです。アルバス・セブルス・ポッターです」
スネイプは考え込み、スコーピウスとAに近づきながら杖を握る。
やられるかもしれない、Aはぎゅっとスコーピウスの手を握り、スコーピウスはAを庇う様に前に立った。
「コロポータス！扉よくっつけ！」
見えない鍵がガチャリとかかり、スネイプは教室の奥の小さなくぐり戸を開いた。
「さぁ。くるんだ」
Aとスコーピウスはごくりとつばを飲み込んだ
「お聞きしますが、どこへ…？いったいどこへいくのでしょうか？」
「我々は何度も移動しなければならなかった。居場所を定めたところはすべて破壊された。この道は暴れ柳の根元に隠された部屋に続いている」
「オーケー、我々とは誰ですか？」
「うむ、すぐにわかる」
「大丈夫な気がするわ。スコーピウス。行きましょう」
Aはスコーピウスの手を握り、そしてその光の中へと入っていった。
「少しでも動いてみろ！頭を蛙に、腕をぐにゃぐにゃにさせてやる！」
スネイプは先にスコーピウスとAを行かせたものだから、その先にいたハーマイオニーに杖を突き付けられた
「ハーマイオニー！！！！！」
Aは歓喜した
「この子たちはは安全だ。君は昔から人の言うことを聞いたためしがないな。学生の時、君は恐ろしく不快な生徒だったし、今は恐ろしく不快な…なんだか知らぬが今の君だ」
「私は優秀な生徒だったわ！」
「君はまあまあ平均程度だった。この子たちは味方だ」
ハーマイオニーとスネイプの掛け合いが愉快で、Aは久々に顔が綻んだ
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作者名：fuwa | 作成日時：2022年10月2日 14時
