【ハリポタ】グリフィンドール家の子 (ページ13)

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アルバスは驚いて声を挙げる

チャップマンが、しーっと注意した

スコーピウスはチャップマンを見て声を小さくして続ける

「友達としてね。それで、友達らしく踊った。それは素敵だった。それからはロンはパドマ・パチルと踊った。それはもっと素敵だった。そこで二人はデートをはじめ、ロンは少し変わって、そして二人は結婚した。一方ハーマイオニーは…」

「意地の悪いサイコパスになった」

アルバスははっきりとそういった

それから、ハーマイオニーは、あのパーティにクラムと行く予定だった。でもどうしてそうしなかったのか…、それは、セドリックの杖が消えたことで、第一の課題の前に見かけた2人の変なダームストラング生がそれにかかわっているのではないかと疑ったとスコーピウスは言う

「僕たち二人が、ビクトールの指示でセドリックの第一課題をしくじらせたと考えた」

「ウワー…！」

アルバスは頭を抱える

「クラムがいなきゃ、ロンは嫉妬しない。嫉妬が大事だったんだ。そしてロンとハーマイオニーはよい友達であり続けたが、恋には落ちなかった。結婚もしなかった。だからローズも生まれなかった…！」

すべての駒が合致した

「だから父さんはあんなに…父さんは変わったか…？」

「君の父さんは全くおんなじだと思うな。魔法法執行部長。ジニーと結婚。三人の子供」

小さな変化でも歴史が変わってしまう、そして、3人は、本当に悪いほうに変えてしまった。

「わかった。戻ろう。やり直しだ。セドリックとローズを取り戻す」

アルバスは言った

「…というのは間違った答えだ」

「まだタイムターナーを持ってるんだろう？誰にも見つかってないだろう？」

アルバスがそういうと、スコーピウスはポケットからタイムターナーを取り出した

さっとアルバスが時計を取る

再度やり直したところで、更に悪い結果になることもある。

それが分かっているからこそ、スコーピウスはアルバスにとられた時計を取り戻そうとする

アルバスはその体を押しのけようとし、2人はぎこちなくもみ合う

「僕たちは失敗する。」

「僕たちは失敗するなんて、誰が言うんだ？」

「僕が言う、なぜならそのとおりだからだ。僕たちは物事をめちゃくちゃにする。失敗する。僕たちは負け犬だ。徹底的に負け犬だ。そのことがまだわからないのか？」

Aは黙って2人を見ている

とうとうアルバスが優位となり、スコーピウスを床に組み伏せた