50 ページ1
「エクスペリアームズ！」
アルバスとデルフィーは二人で武装解除の呪文の練習をしていた
いつもなら、Aが教える役だがアルバスはどうやらデルフィーに教えられるほうがいいらしい
Aはスコーピウスと二人座ってデルフィーとアルバスの様子を見ていた
「アルは、デルフィーのことが好きなのかしら」
あんなに笑顔で楽しそうに笑っているのを久々に見たAはそう言った
「凄く楽しそうにはみえるけど…」
スコーピウスも、2人に目線をやった
「好きな人といると、あんな表情になるのかな」
ぼそっとスコーピウスはつぶやいた
「少なからず、好きな人といると幸せな気持ちになるし、心が明るくなるわね。一緒にいるだけで、幸せになるわ」
「Aは好きな人がいるの？」
…
Aは自分でもカッと顔が熱くなるのを感じドキッと心臓が跳ねる
「どうかしら…」
まさか、目の前にいますとは言えず目線をずらし、曖昧に誤魔化す
「Aに好かれる人か…羨ましいな」
「えっ！？」
Aはバッとスコーピウスを見た。
スコーピウスとAは2人見つめあう
「僕と一緒にいて、もっと教えて…！」
アルバスがデルフィーがそう言ったのを聞いて、2人ともハッとし、アルバスに目線をやった
Aは、自分がいなくてもデルフィーがアルバスの隣にいれば、もう自分は必要ない気がした
なんだか寂しいような、嬉しいような…
「もちろん一緒よ！友達でしょう？」
「うんそう、友達同士だ！絶対に」
「素敵！ウィゾー！」
2人のやり取りを見て、スコーピウスが立ち上がった
「何がウィゾーなんだい？」
「呪文が使えたんだ！基本的なやつだけどさ！でもこれまでは僕…。うん、ついにできたんだ！」
「僕たちのほうは学校への道のりを見つけたよ。でもさ、うまくいくのかなぁ…」
それからアルバスは計画を話す。
セドリックが殺されないようするカギは三校対抗試合で優勝させないことだ。
優勝しなければ、殺されることもないだろう。
だから、第一の課題でセドリックの課題をめちゃくちゃにすればいい
セドリックは最初の課題で岩を犬に変身させてドラゴンの気を逸らした。
アルバスとデルフィーの掛け合いはピッタリだ。
スコーピウスもAも、なんだか疎外された気分となる
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 12人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：fuwa | 作成日時：2022年10月2日 14時
