検索窓
今日:2 hit、昨日:6 hit、合計:96,346 hit

ページ34

「ひゃあ。いたそー……。」



そして、テスト前一週間を切った…。afterglow の
メンバー全員が集まって僕の顔をのぞいてきた。



「零、本当にそれこけてできた傷なの?」



「もう蘭ってば、くどいなぁ〜。」



ストローでオレンジジュースを飲もうとしても、
痛い…。傷に染みる……。口内炎までできてるし。



「ウソ…。絶対何かあったでしょ。」


「うぅ。」



問い詰める蘭。仕方なく、本当のことを話すことにした。



「実は………」




















「ッッ〜〜〜さいってぇぇぇぇええっっ!!!」



ひまりが大声を出した。



「女の子の顔を殴るなんて‼ しかもよりによって
零の顔を⁉ こんなに綺麗な顔を殴るなんて!」



「はぁ〜よちよち。」と言わんばかりにひまりが
僕に抱きつき、頭を撫でていた。



「ちょ、苦しいひまり。」



「零ちゃんもあんまり一人で危ないとこ行っちゃダメだよ?そのことは神宮寺先生にも忠告されてるんでしょ?」



うっ。なんかつぐみが言うと説得力あるから言い返せん…。



「……みんなごめん。心配かけて。もうすぐ
ライブもあるって言うのにね。」



にへらっと笑ってみせた。



















「……じゃ、みんな今日はお疲れ様。」



その後、メンバーと別れて僕はダッと教室を出た。
今日は一郎にいちゃんがいないから僕が夕飯を作らないといけない日。



「買い物しなきゃ!((ドッ…わっ!」



誰かにぶつかった。こけた。僕は慌てて立って
ぶつかった相手に謝った。



「ご、ごめんなさい!……あれ?」



「………。」




そこに立っているのは機能あった怖いお兄さん。
咲良の兄だった。



「………よぉ。」



「さ、咲良ちゃんのお兄さん。」

おわび→←お兄さん



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.9/10 (22 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
65人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

悠希(プロフ) - いざなみ、の漢字違います。“伊弉冊”じゃなくて“伊弉冉”です (2021年1月6日 8時) (レス) id: 4567dea704 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。そしてオリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年9月23日 14時) (レス) id: 6c5225143e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:シャーベット | 作成日時:2018年9月23日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。