女性恐怖症 ページ13
その後、先生の車に乗り、新宿の街をぶらぶらドライブした僕ら。
「……あの。次はどちらに向かうんですか?」
隣で運転している先生に話しかける僕。
「あぁ、僕の家に行こう。零さんには後ろの2人と交流を深めて欲しいからね。ゆっくりお茶でも飲みながら……。」
「先生の家!去年の秋に泊まった時以来だなぁ。」
「えぇぇっ⁉ ////// と、とととっとまっ⁉ 」
後ろの観音坂さんが叫び出した。
「あ、あの…。れ、零さんは先生とはどのような関係で……ま、まさか!こ…」
ヤバイ、変なフラグ立っちゃう…。
「違いますよ!先生は僕の命の恩人です‼
決してそう言う関係じゃないですよ?」
「い、いのち…?」
「まぁ、ちょっとした出会いでね…。」
先生がそう言うと、マンションについた。
相変わらず大きなマンションだった。
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僕らは車から降り、先生の部屋となるマンションの最上階へ。
僕はソファに座っていた。先生はお茶を淹れると
キッチンへ向かい、観音坂さんもその手伝いをするとのことで一緒に向かっていった。
と言うわけで、僕は伊弉冊さんと2人きり。
「………あの、伊弉冊さん?」
「ひっ!…な、なんでしょ……。」
ありゃ、こりゃ重傷だなぁ。
そんな反応されちゃなんか傷つくよ…。
「ごめんなさい、急に。あの、本当に女性が
苦手なんですね…。どういった対応すればいいん
だろ……僕にも分からなくて。」
伊奘冉さんの隣でニコニコと笑う僕。
あぁ、なんか辛くなってきたよ……。
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悠希(プロフ) - いざなみ、の漢字違います。“伊弉冊”じゃなくて“伊弉冉”です (2021年1月6日 8時) (レス) id: 4567dea704 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。そしてオリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年9月23日 14時) (レス) id: 6c5225143e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シャーベット | 作成日時:2018年9月23日 14時