俺/私たちは許嫁同士…のはずだよね？ (ページ1)

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プロローグページ1

瞳「縁談の話が来ているの。」

ヒ「あ？？」

練習の後に話があるから俺だけ残ってくれと瞳子姉さんが言ったんだが…なんの話かと思えばそんなこと

ヒ「へぇ、よかったじゃん。相手誰？」

瞳「他人事だと思わないで…貴方に縁談の話が来ているのよ、ヒロト。」

ヒ「あ？

　 ………………………はぁ！？」

　どうやら俺のことだったらしい…。
　

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　厳しい稽古の後、家に帰ってきたら父がいきなり呼び出してきたので…

「お前に、フィアンセができるぞ。」

『……いみわかんないんだけど。』

「縁談の話が来ている…相手は、吉良財閥の御曹司だ。」

吉良？聞いたことあるような……

「とにかく、週末は空けておきなさい。それと、着物を用意しているから、あとで見てきなさい。」

　父は「下がれ」と言って、私は自室に戻る。いきなりそんなことを言われるなんて…
　まだ中学生なんだし、縁談なんて……イライラが募り、近くにいたメイドに当たってしまう。

「月奈様、お食事は…」

『いらない…』

　

　
　