憑依少女Ⅱ (ページ23)

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ひらがなページ23

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ね「あっ！Aちゃん！」

テレビでパフォーマンスするせかあいのレッスンして、休憩しに行く為にレッスン室から出た瞬間、後ろからねるちゃんが走って来た。

そんなねるちゃんの後ろには、何人かの女の子達も一緒に走って来ていた。

ね「ごめんね、急に！」

「ううん、大丈夫！」

ねるちゃんの後ろにいる女の子達はザワついており、そっちに目を向ける。

「 ······？」

ね「あっ！紹介します！ひらがなけやきです！」

「あ～！初めまして！欅坂の瀬尾 Aです！」

久「初めまして·····！」

ね「照れてる笑。Aちゃんのファンの子も居るんだよ」

「えっ····· 」

だからザワついてたのか·····。
と1人で思っていると、前髪を分けている子と目が合った。

ね「あの子もよくAちゃんの話してるよ！ね！芽依ちゃん！」

東「ふふっ·····、東村芽依です、！」

芽依ちゃんと呼ばれた子は何回か軽く頭をさげる。
それが可愛らしくてニヤついた。

ね「で、この子はAちゃんの1個下！」

ねるちゃんに肩を触れられた女の子を見ると、その女の子は頭を軽く下げた。

芽「初めまして·····！柿崎芽実です！」

「初めまして·····！」

私より1個下、ということは平手と同い歳ということだ。

そう考えたら余計妹感を感じてしまった。

ね「これから一緒に動く事多いからって思って紹介しました！」

「そっか！これから一緒になる事も増えるのか！これからよろしくお願いします！」

『お願いします！』

私が頭を下げると、ひらがなの皆は声を揃えて頭を下げてくれた。

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