憑依少女Ⅱ (ページ11)

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FNS歌の夏まつりページ11

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「えっ、打ち合わせですか····？」

や「そうそう、今監督さんから電話があって。
12時45分とかには始める予定らしい」

FNS歌の夏まつり当日。

進撃の巨人の第2期が決まったらしくて、その打ち合わせをしたいと監督の肥塚さんから電話が来たらしい

や「でも強制しないって言ってたよ！無理そうならまた別の日にするらしいから」

肥塚さんも私が今日FNS歌の夏まつりに出るのを出るのを知っていたらしくて、やっさん曰く " 一応電話は掛けたけど無理なら別の日でも全然大丈夫です " と言ってくれたらしい。

欅坂が出る時間帯は結構早い。
パフォーマンスしてから急いで行動したら早いかも。

「行きます！でも着替える時間ってありますか、？」

や「どうだろう、、。何なら衣装のままでも全然構わないと思う！」

やっさんの言葉に何度か頷く。

やっぱり、私がデビューした大切な作品だから。
第2期が始まるのは凄く嬉しいし、なるべく打ち合わせにもアフレコにも参加したい。

「分かりました！」

や「じゃあ、監督には言っとくね！この後頑張って！」

「はい！」

やっさんと別れて再び楽屋へと向かう。

楽屋に入ると、さっきまで座っていた場所が取られていた。

「そこ私が座ってましたー」

米「え～。じゃあ膝座る？」

「 ······ 」

米「座るんだ！笑」

織「可愛い笑」

私が膝の上に座ると、米さんは私を抱きしめてオダナナ達と話し出す。

私はその会話に参加せず、イヤホンを付けてせかあいの曲を流して振り付けを確認した。

·······························
·············
······

平「 " 僕は信じてる。世界には愛しかないんだ " 」

平手が片手を空に向かって伸ばして曲が終わる。

次に歌う乃木坂さんが既に控えていた為、
すぐに私達はステージから掃けた。

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