23話 ページ29
少し経つとインターホンがなった。玄関に向かい扉を開けると彩と婚約者らしき男がいた
貴方「あー...いらっしゃい」
彩「早くして...暇じゃないから」
貴方「あ、ごめん...」
靴を脱ぎ男とリビングまで行く彩はあの頃愛していた彩ではなく1人の女になっているように感じた、服装は派手になり高そうな宝石が着いたアクセサリーをしている
リビングで離婚届を渡すと彩面と向かって言葉を発した
彩「あんたと別れられてせいせいしたの、ようやく私に慣れたって感じだわ(笑)」
男「おい彩、あんまり言うなよ？可哀想じゃねぇか」
彩「だってぇ、本当なんだよ？ブラック勤めで家に帰るの遅いし、料理も下手、その上給料も少なくて贅沢も出来ないし。ほんと最悪」
貴方「...彩、その通りだから言い返しはしないけど別の部屋に律達もいるんだ...やめてくれ」
彩「はぁ？なんでよ別にいいでしょ？」
貴方「...離婚届は渡しただろ？帰ってくれ」
彩「そうね、あんたの顔見てるとこっちまで不幸せになるわ、良くん行こ？」
男「あぁ、じゃあね？元旦那さん」
貴方「ええ、さよなら」
扉が閉じる音がして、彩と男の足音が完全に去った時俺は崩れ落ちた。
気持ちが不安定だった。何故涙が出るのかや不思議でならない。
そんな時小さな手が自分の手の上に重なった
李「ぱぁぱ？」
貴方「も...も？」
李「あーう？あうあー？」
貴方「っ...！」
気が付くと李をがっちりと抱きしていた。こんなにも愛おしく可愛い子が...何も知らずにただ泣いている俺を見て心配している、
自分が情けない。
実の子に心配をかけるなんて
貴方「...っごめんなぁっ...李ぉ...パパさぁっ...もっともっと頑張るからさ...っ強いパパになるからさぁ...っ！」
きっとひどい顔になっているんだろうと思われるがそんなこと関係なかった自分の中にあったものがいっせいに溢れ出していた。
李に縋り付き泣いていると奥から律がでてきた
律「パパ...」
貴方「...？なんだっ...？」
未だ止まらない涙を拭いながら向き合うと律が泣いていた
貴方「っ！...律？」
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舞(プロフ) - 更新頑張ってください！！ (2020年4月9日 9時) (
レス) id: e826140184 (このIDを非表示/違反報告)
美優(プロフ) - すごくおもしろかったです！続きが気になります！これからも更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (2019年9月30日 23時) (レス) id: 94bf85f3ba (このIDを非表示/違反報告)
輪廻 - すごく面白かったです。ゆっくりで良いので続き書いてくれませんか？ (2019年7月30日 8時) (レス) id: 9b62aa768c (このIDを非表示/違反報告)
美優(プロフ) - すごくおもしろかったです！続きが気になります！これからも更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (2019年7月11日 22時) (レス) id: 94bf85f3ba (このIDを非表示/違反報告)
クロりんご(プロフ) - できれば愛され系でお願いします！！！！！！！！！ (2019年7月4日 1時) (レス) id: 738c9471c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミニチュアクルール | 作成日時：2019年5月20日 23時
