シングルファーザーです【ヒプマイ】

12話 ページ16

貴方「えー、あ、ボードゲーム？」

三郎「はい...」

貴方「そーだな...中学ん時、ガイスターとかタギロンとかインサイダー・ゲームとかやったな...あとオセロ？」

三郎「！！ボードゲーム好きなんですか！？」

貴方「まぁね...学生の頃小遣い貯めてよく買ってたよ」

すると三郎くんは勢いよく立ち上がりどこかへ行ってしまった

貴方「...三郎くんはどこへ？」

二郎「あー...自室じゃね...じゃないですか？」

貴方「敬語、無理に使わなくていいよ？俺そういうのは気にしないし」

二郎「お、おう、三郎のやつボードゲーム好きだけどダチいねーから...その...相手してやってくれねぇか？」

貴方「それは全然大丈夫だけど...あははっ」

二郎「なっなんだよ！」

貴方「弟くんのこと大事なんだね...」

二郎「...まぁ生意気だけどその...俺は兄貴だし...面倒見てやんのは当然だろ...？」

微笑ましいなと思い二郎くんの頭に手を乗せ頭を撫でる

貴方「ははっ、いいお兄ちゃん持てて三郎くんは幸せもんだね」

二郎「/////っやめろって！がっ餓鬼じゃねーよ！」

貴方「あ、ごめんごめん」

するとそこに三郎くんが戻ってきた
手にはタギロンが握られている

貴方「おータギロンじゃん！懐かしい...」

三郎「やっやりませんか？」

貴方「いいよ！やろうか！」

慣れた手つきでタイルを取り衝立に隠す

三郎「慣れてますね...」

貴方「あはは、これでも中学ん時は「絶対論理のA」なんて呼ばれてたんだよ？」

二郎「...だっせ」

貴方「二郎くーん聞こえてるよー？さてと負けないよ？三郎くん？」

三郎「勿論僕も負けません」

貴方「じゃあ三郎くんが勝ったらなにかひとつのお願い聞いてあげようかなー？」

三郎「！、今言ったの忘れないでくださいね」

貴方「はいはい、」

さてと、頑張りますか...

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