休暇中の魔王様【2】 (ページ18)

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休暇64日目ページ18

本番には関係ないと思う話

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トントン視点

俺は今、戦争に向けての書類整理に追われている

しかも、一人で、だ

いや、最初は一人じゃなかったんやけどな

俺が、少し目を離した隙に、、

アイツ、、、マジで、許さん、、！

まぁ、グルッペンは今ショッピくんに頼んでいるから、問題ないと思うんやけど、、、多分、、、

あー、、なんかヤバいな、、

コーヒーでも飲むか

このままじゃ寝てまう、、、

そう思い、自分の席から立ってコーヒーを入れに行こうとした時

扉の方からノック音と、ある人物の声が聞こえた

コンコンコン

？？「クロです。入っても宜しいでしょうか？」

クロさん、、？珍しい、、、

なんや？
なんかあったんかな？

俺は扉の方へ向かい、開けた

tn「あー、なんかあったんですか？」

クロさんの顔を見ると、少しびっくりしていたのか、まんま分からんけど、目が少し見開いていた

そのまま沈黙が続いた

kr「、、、」

tn「、、、」

その間、ずっとクロさんに俺の顔をガン見されて居た

な、なんや、、！
俺の顔になんか付いとるんか、、！

めっちゃ、こっち見てくるんやけど、、
怖い、、、

流石に、この状況に耐えられんので、声を掛けてみる

tn「あ、あの」

そう俺が言うと、ハッとして気が付いたのか
俺に向かって謝って来た

kr「はっ、、申し訳ありません、、」

tn「い、いやいや、、で、此処に来たって事は、俺に用があって来たんですよね」

kr「はい」

今はアイツの残していった、書類が未だ沢山あるんよなぁ

ちょっと、クロさんには悪いけど、断るか

tn「あー、、今、少し色々と立て込んでいて、、また、後ででも良いですか？」

そう言うと、クロさんは少し、考え込む仕草をした

kr「、、、成程、分かりました。少し出直して来ます」

tn「は、はぁ」

kr「では、失礼しました」ペコリ

一礼をし、どっか行ってしまった

何がしたかったんやろか、、？

まぁええか

書類、、、

自分の席に戻り、仕事をする

なんか知らんけど、クロさんを見ると無償に、動物をもふりたくなるんやけど、、なんでなん

tn「はぁーもふもふして癒されたいわ、、、」

、、、やっぱ俺、疲れてるわ、、

俺、寝たのいつやっけ、？

二日前？、、いや、四日前か？

すると扉の向こうから、ガチャガチャと
扉を開けようとしている音が聞こえて来た

俺が扉を開けて見ると、そこには

黒い犬が座って居た

黒い犬「ワン！」

え？