秘密は？ ページ40
桜木『それは・・・ずっとAさんのことを見てたからですよ。』
涼しい顔をして言う桜木さん・・・でも、言ってることは怖い。
A『ずっとですか？』
桜木『やっぱり・・・Aさんがそばにいるだけで自分が違う自分になれる気がして。』
A『え・・・？』
桜木『だから・・・まさか、アイドルと付き合うなんて思ってなくて・・・』
A『やっぱりわかってたんですね。』
桜木『だって・・・Aさんがずっと好きだった人と付き合うわけだからこれ以上の幸せはないだろうなって・・・』
そこまで・・・
A『桜木さん、このことは・・・』
桜木『もちろん、誰にも言いません・・・ただ・・・そのかわりにお願いがあるんですが・・・』
A『お願いですか？』
なんだか駆け引きしてるみたい。
桜木『僕にチャンスをくれませんか？この間、言っていた2人でドライブに行って、僕とのことも考えてほしいんです。』
A『チャンスですか・・・？』
桜木『やっぱり・・・Aさんのことあきらめられないし・・・大切な人なんです。』
A『桜木さん・・・・』
真剣すぎる桜木さんの表情に言葉を失う。
桜木『というわけで、来週の日曜日、ドライブに行きますよ！』
今まであまりみなかった強引な桜木さん。
A『そのチャンスを与えてダメだったら諦めてくれますか？』
桜木『それはなんとも・・・』
A『ちゃんと約束してくれないと・・・』
桜木『ただ、Aさんを困らせないようにはします。』
真剣な桜木さんに嫌とは言えなかった・・・
A『ドライブは行きますけど・・・私の気持ち変わらないです。』
強く言うと・・・
桜木『Aさんのこと困らせたくはないんです。だから、1度だけチャンスをもらいます。では。』
そう言って、私の家の近くまで送ってくれて帰る桜木さん。
いきなりきたモテ期のような気がする。
キュヒョナと出逢って・・・私、何か変わったのかな？
A『そんなに何も変わってないと思うのにな。』
家についたとたんに着信が・・・
キュヒョナだった。
KH『仕事終わった？』
A『うん、とっくに終わったよ。帰りに仲間と打ち上げしてきた。』
KH『そっか。お疲れ様。』
A『キュヒョナは？仕事終わったの？』
KH『ミュージカルの公開稽古が終わって、ホテルに戻ったところ。』
疲れた声のキュヒョナ。
1日にしてたくさんのスケジュールをこなしたみたいだし。
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凛音(プロフ) - りんさん» 久々に一般人とのお話です。最近、一般人の方モテますからね（笑）他のメンバーも書いてみたいなと思ってます。 (2022年1月9日 18時) (
レス) id: 3e60328f6e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - うは！＾＾新作ありがとうございます。ぎゅのひさびさな恋愛楽しみです。＾＾ (2022年1月9日 10時) (レス) @page11 id: 36cd9aa078 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛音
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/non-gyu0128/
作成日時：2022年1月6日 17時
