会いたい〜KHside〜 ページ41
スケジュールをすべて終えてホテルに戻る。
ハードスケジュールで疲れていたけれど
どうしてもしたいことがあった。
それは・・・彼女に電話することだった。
普段なら考えられないことなのに。
電話にでた彼女の声は疲れていた。
KH『仕事終わった？』
A『うん、とっくに終わったよ。帰りに仲間と打ち上げしてきた。』
KH『そっか。お疲れ様。』
A『キュヒョナは？仕事終わったの？』
KH『ミュージカルの公開稽古が終わって、ホテルに戻ったところ。』
A『キュヒョナも1日、大変だったね。お疲れ様。』
KH『いつもだったら、すぐに寝るか、ゲームするんだけど・・・なんとなく声が聞きたくなって。』
素直に言っている自分が不思議だった。
A『そ・・そうなんだ・・・』
なんとなく彼女も恥ずかしそうにしている。
KH『日本にいる間・・・少しだけ会えたりする？』
A『え・・あ・・うん。もちろん！』
KH『良かった。ミュージカルの練習しながら、雑誌のインタビューとかスケジュールには余裕ありそうだったから・・・』
A『そうなんだ。あ・・・今日の打ち上げも終わってないし。』
KH『そうだね。マネヒョンがスケジュール調整するって言ってた。』
A『うん。』
ちょっとだけ話すことがなくなって2人の間に沈黙が流れる。
ＫＨ『あの・・・』
A『うん・・・？』
言いたかったのはこの言葉・・・
ＫＨ『A・・・会いたい・・・』
いきなり反則だったかな？
A『それは・・その、今？』
KH『え・・・あ・・今・・・会いたいかも。』
無理だとわかっているのにそう言ってしまう。
A『キュヒョナ・・・？』
彼女も戸惑っているのがわかる。
KH『ごめん・・つい・・・』
でも、彼女は
A『私も会いたかった・・・ねえ？会いにいってもいいかな？』
KH『ええ！！いいの？』
まさかの彼女の言葉に嬉しくなる。
A『迷惑じゃなきゃ・・・会いにいくよ。』
KH『遅い時間だし・・・僕が・・・』
A『キュヒョナは目立つからダメ。』
KH『じゃあ・・・タクシー乗ってきて。こっちで払うから。ホテルの名前言うから。』
A『わかった・・・ありがとう。』
遅い時間だったから、ホテルまでタクシーできてもらうことにした。
本当は僕が彼女のもとに行きたいのに。
会えるだけでいいか・・・
彼女がくるとなると、広げていた荷物を急いで片付け始める。
そして・・・彼女がきたら何を話そうか考えていた。
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凛音(プロフ) - りんさん» 久々に一般人とのお話です。最近、一般人の方モテますからね（笑）他のメンバーも書いてみたいなと思ってます。 (2022年1月9日 18時) (
レス) id: 3e60328f6e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - うは！＾＾新作ありがとうございます。ぎゅのひさびさな恋愛楽しみです。＾＾ (2022年1月9日 10時) (レス) @page11 id: 36cd9aa078 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛音
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/non-gyu0128/
作成日時：2022年1月6日 17時
