チョ・酔っ払い ページ30
陽気な酔っ払いのキュヒョナ。
これが俗に言う・・・チョ・酔っ払い。
私の顔を見てすごくニコニコしてる。
でも・・・さっきのなに？
僕の好きな人に似てるって言った？
聞こえた？
A『キュヒョナ？そんなに飲んだの？』
KH『うん！無事に仕事終わったし。でも・・・今日の撮影はあまりうまくいかなかったな〜・・・』
子供みたいに言う彼。
なんかかわいい・・・
A『そうかな？とっても良かったと思うよ。』
KH『ほんと〜？ちゃんと見てなかったくせに〜』
A『そんなことないよ。ちゃんと見てたよ。』
だんだん瞼が重くなってきたキュヒョナ。
それとともに私に寄り掛かってくる。
KH『ねえ？僕のこと好きになってくれる人ってこの世の中にいるのかな？』
寄り掛かったから聞こえるキュヒョナの低い声。
A『少なくともここにいるよ。それと、世界中にいるよ。』
KH『たくさんの人に愛されていることにはすごく満足なのに、どこかで寂しさを感じるんだ・・・』
ぽつりとつぶやくキュヒョナ。
A『キュヒョナは1人じゃないんだけどな・・・』
KH『じゃあ・・・きみが僕を癒してくれる？』
キュヒョナがそう言いながらいきなり私のほうを見る。
A『癒す・・・？どうやって？』
KH『僕を癒す存在なのは・・・付き合うってことじゃない？』
A『付き合う？付き合わなくてもできそうだけどな。』
KH『特別に僕の好きな人に似てるからそのチャンスをあげます！』
A『チャンス？ありがとう(笑)』
そう言ったまま・・・キュヒョナは動かなくなった。
あ〜・・・寝たな。
そう思って、ベッドに寝かせようとすると・・・
チュっ・・・
いきなり頬にキスをされる。
A『ウソ・・・何・・今の？』
すっかりご機嫌なキュヒョナは眠ってしまった。
なにこれ・・・私ばっかりモヤモヤするんですけど？
キュヒョナが寝たのを確認して部屋をでる。
まだ、頬に残るキュヒョナの唇の感触。
やだ・・・ドキドキする。
あっちは酔って覚えてないのかもしれないけれど
私は・・・
どうしよう・・・顔合わせられるかな。
その日は家に帰ってもずっと眠れずに朝を迎えた。
しかたなく起きて仕事に向かう準備をする。
今日は昨日の撮影の後片付けと仕上がりのチェック。
それが終われば、今日の夜にカンタンな打ち上げがある。
どうしよう・・・今日、キュヒョナのこと
ちゃんと見れる自信がない。
通勤中もずっとそのことばかり考えていた。
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凛音(プロフ) - りんさん» 久々に一般人とのお話です。最近、一般人の方モテますからね（笑）他のメンバーも書いてみたいなと思ってます。 (2022年1月9日 18時) (
レス) id: 3e60328f6e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - うは！＾＾新作ありがとうございます。ぎゅのひさびさな恋愛楽しみです。＾＾ (2022年1月9日 10時) (レス) @page11 id: 36cd9aa078 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛音
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/non-gyu0128/
作成日時：2022年1月6日 17時
