越えてはいけない壁 ページ18
私の持っているうちわに反応して思いっきり指さしてくれたギュ。
私の周りはすごく盛り上がったけれど
私の気持ちは晴れない・・・
何も知らなかったら、彼は私のうちわに気付いてくれていたのかな？
ただのペンだったら？
ワガママかもしれないけれど
なんだかズルしたような気分になってイヤだった。
だから、その後もいろんなメンバーが登場したけれど、思いっきり楽しめなくて
一人、浮かない表情をしていた。
それをギュに見られたくなくてうちわで顔を隠していた。
ウクちゃんの登場でかなり盛り上がったけれど
ウクちゃんのチャシニッソーを聞いても
私の気持ちは全然盛り上がらなかった。
その気持ちでこれから彼に会いにいくのか・・・
重い気持ちのまま彼の待つ控室へと向かった。
会場の大移動が始まる前にと思って
アンコールを聞く前に会場をでて
関係者入口から控室へと通された。
初めて見るその場所をキョロキョロしながら見ていた。
ここでギュが・・・
そんなことを考えてしまうのはやっぱりペンだから。
アンコールはあの曲だったな・・・
除隊してすぐに出したあの曲・・・
あの曲大好きなんだよね。
なんて思っていると
KH『お待たせしました！』
息をきらしたキュヒョナがステージ衣装のままあらわれる。
さっきまであのステージまで歌っていた人だよね・・・？
A『え・・・あ、お疲れ様でした。』
あまりにも見とれてしまってぎこちなくなってしまう。
KH『あの・・・うちわ・・・・Aさんだったんですね。』
A『え・・・？』
KH『ずっとあのうちわ、気になってて・・・Aさんで逆に良かった・・・』
笑顔でそう言うギュに・・・またまた見とれてしまう・・・
ウソ・・・気づいてたの？
私の勝手な勘違いだったんだ・・・
A『気付いてくれてたんですね。』
KH『もちろんです。僕の笑顔が見たいって・・・あまりにも嬉しかったから・・・』
A『う・・・嬉しい・・・』
ミーグリの時のように・・・嬉しくて涙がでてしまう・・・
KH『え・・あ、泣かないでください！』
またあの時のようにギュが慌ててる。
そこに、タイミング悪く
EH『キュヒョナ〜！お疲れ様〜！』
ウネとウクちゃんたちが入ってくる。
RW『ええ！ちょっと待って！キュヒョナが女の子泣かせてる！！』
ウクちゃんの大きな声・・・
DH『え？大丈夫？キュヒョナ〜何してんだよ』
3人に散々いじられているキュヒョナ。
珍しくおとなしい・・・
泣いたあとは〜KHside〜→←笑顔を見せて！〜KHside〜
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凛音(プロフ) - りんさん» 久々に一般人とのお話です。最近、一般人の方モテますからね（笑）他のメンバーも書いてみたいなと思ってます。 (2022年1月9日 18時) (
レス) id: 3e60328f6e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - うは！＾＾新作ありがとうございます。ぎゅのひさびさな恋愛楽しみです。＾＾ (2022年1月9日 10時) (レス) @page11 id: 36cd9aa078 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛音
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/non-gyu0128/
作成日時：2022年1月6日 17時
