【wrwrd】ＡＩ彼氏は我々だ!!

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彼、トントンは素早く机に珈琲を置いた後にグルッペンとは逆側の隣にドカッと座り私に詰め寄ったと思えば、両腕で私の片腕に絡みついてきた。


『……は、離してくれ』


Tn｢い、いやや…////グ、グルッペンだけ…ず、ずるいやん!!////｣


『いや、ずるいも何m((Gr｢む、トントンがその気ならコチラもするまでだゾ!!｣…おい』


両手に花(?)とはこういう事なのだろう。

トントンが顔を真っ赤にさせながら私の片腕を拘束し、グルッペンもそれに便乗した。

いや、両腕を拘束されてはせっかくのトントンの出来たて珈琲が飲めないじゃないか、冷めてても確かに美味しいが暖かい方がさらに美味い。


…今の状態はお預け感がすごい。


Gr｢トントンで彼の名前なんだが…｣


Tn｢えぇ…それはちょっとちゃう気がする…｣


Gr｢えぇ、じゃあ…｣


『…お前ら、話し合うのはいいがこの腕を離s((Gr｢嫌だゾ｣Tn｢い、いやや…////｣…はい』


Gr｢はぁ、それにしても彼の名前が本当に迷い所なんだゾ｣


『どういつだ??』


Tn｢彼や｣


トントンが私を拘束している腕の片方を離してその人物の資料を見せてくれた。

その資料の人物は日本男児の彼だった。


『他の２人はどんな感じなんだ??』


Gr｢うむ、まず彼がオスマンだ｣


そう言いグルッペンも片腕を私から離して中性的な顔つきの彼の資料を手に取った。

何故オスマンなのか聞けば、中性的な顔つきであるその特徴をいかして、オスはそのままにしメスの方を英訳してマン。


そして、トントンと話し合った結果オスマンになったらしい。


Tn｢それで、彼が兄さんやで｣


トントンが日本男児の資料から次に１番大人びて居る彼の資料を見せる。

こちらも何故兄さんとなったのか聞けば、グルッペンとトントンのサポート、頼りになる存在にしたかったからだそうだ。


『うむ、それぞれにちゃんと由来があって安心したよ』


Gr｢最後の彼だが今、外道か｣


Tn｢…ひとらんらんでもめてるんや｣


…いや、グルッペンの外道ってなんだよ、絶対にトントンのひとらんらんの方がいいって。

まぁ、両方とも取り敢えず由来を聞けばグルッペンは｢外道な奴が欲しかったからだゾ!!｣と馬鹿みたいな事をほざき始めたのでボツ。

そして、トントンの方のひとらんらんの由来を聞けばトントンは｢日本男児っぽいやん彼。だからフワフワした感じだしたかってん｣と何とも可愛らしい理由を提示してきた。

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