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#8 O ページ8
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和也くんを抱っこして病院の前で待つこと5分
見覚えのある車が止まった
「智く〜ん、迎えに来たよ〜」
窓を開けて少し大きな声で俺を呼ぶ翔。
「はいはーい。」
俺は小走りで車の方へと向かった
「この子が和也くん？」
翔が車から降りて和也くんの元へ近づく
でも和也くんは怯えた目をして俺にしがみついてくる
「翔…まずは家に帰ってから、ね？」
翔にアイコンタクトをして車に乗る
「あー！しゃとに、お、おかりー！！」
きゃっきゃ、と手足をパタパタさせながらにっこにこの笑顔で迎えてくれた潤
それでも、和也くんは怯えたままで
俺の胸に顔を擦り付けて周りを見ないようにしてる
「潤、ただいま。」
俺は潤の頭を軽く撫でた
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作者名：アッピ | 作成日時：2014年3月13日 0時
