死者の乗る自転車 ページ11
ナ「ケースケ！」
ケ「まっ、どうせそんなの嘘か勘違いかのどっちかと思うけど〜？」
ア「ケースケも興味あるか？」
ケ「えっ？」
ア「じゃあ入ろうよ！妖怪探偵団！」
ケ「え！？あ、いや、俺、姉ちゃんの為に来てるだけだし！これ以上このカルト宗教的な何かにのめり込む前に連れて帰るから！」
ナ「はぁ？」
ケ「そもそも俺、超常現象とかそういうの信じてないし〜？」
ナ「じゃあ、それはどう？」
ウ「押しくらマッスル！」
ミ「押されてマッスル！」
ケ「こ、こんなの夢だし！普通の悪夢だし！」
ナ「まあ確かに、悪夢には違いないわね・・・」
ア「おっ！この子なら連絡取れそうだ！早速書き込みだ！」
ウ、ミ「マッスル！！！」
ケ「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
〜公園〜
ア「死者の乗る自転車の事を書き込んだリョウくんだよね？」
リ「うん・・・」
チリーン！
リ「うわぁっ・・・！ｶﾞﾀｶﾞﾀ」
ア「大丈夫、あれは三輪車のベルだよ」
リ「僕、襲われたばっかりだから・・・ベルの音を聞くだけで怖くて・・・！」
ナ「大変だったね・・・」
フ「襲われたのはいつ？」
リ「しばらく前から付け狙われてる気はしてたんだ・・・一人で歩いていると、後ろに気配を感じたんだ・・・そんな事が続いてさ・・・そして昨日、ついに奴が現れた！」
リ「振り向いたらそこに居たんだ！死者の乗る自転車が！そして僕をじーっと見て言ったんだ！『お前じゃない・・・お前じゃなぁぁい！』って！まるで頭に噛みつかれる様な衝撃があってから、その後の事は何も・・・！」
ナ「お前じゃないって言われたの？」
ア「間違いない、これは妖怪の仕業だ！」
フ「でも一体どんな妖怪なんだろう？」
ア「恐らく・・・墓場から蘇った死者が髪を振り乱しながら自転車に乗って襲ってくるとか」
リ「うぅっ・・・！」
ア「あるいは・・・死んだ人間の顔が乗ってるとか」
リ「うわぁっ・・・」
ナ「それ、結構怖いんですけど・・・」
ア「何にせよ、そんな妖怪が居るなら俺達で何とかしないと！」
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狩屋一郎太 - ユッキーナさん» 来たんだね！成り代わり凄く好きなので、作りたいと思いました！何かリクエストがあったら言ってね！ (2019年11月18日 19時) (
レス) id: 122cd8c013 (このIDを非表示/違反報告)
ユッキーナ - トウマくんの成り代わりの子ですか、、、いいですね(￣ー￣)ｂｸﾞｯ!(鼻血)←月浪ファン (2019年11月16日 22時) (レス) id: 3982121288 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：狩屋一郎太 | 作成日時：2019年11月3日 7時
