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体調も戻り夜中の0時過ぎた頃
テレビで怖い番組をやっていてみんなで見ていた


『ひぃっ!!!』

「うるさいでさァ」

『ご、ごめん』


何故この3人は平気なのだろうか…
わたしがおかしいのだろうか?
これじゃあ夜寝られない


『ああ!うしろっ!ひいいっ』

「いい加減にしなせェ…怖いなら先に寝ろ」

『寝ろって…ひとりじゃ怖い……そ、総悟…』

「嫌でィ、俺はこれを見まさァ」

『ええっ、まだ何も言ってないのに…』

「顔に書いてまさァ」

「二人とも静かにするアル!今いいところネ」

『いいところって…きゃああああ!!!』


画面いっぱいに所謂幽霊さんがいて
私は叫んで泣いてしまった


『…ぐすっ……もう見るの辞めようよ』

「嫌でさァ」

「まったく怖がりだね、いいよ、俺が一緒に寝てあげるよ」

『ほ、ほんと?』

「こんなのくだらないし、泣くほど怖いみたいだし可哀想でしょ」

『あ、ありがとう』


神様!仏様!
神威くんの優しさにホロリと涙


「さあ、いくよ」

「待ちなせェ…やっぱり俺が行きまさァ」

『え?嫌じゃないの?』

「気が変わったんでさァ」

「…嫌アル」

「は?」

「総悟は私の彼氏ネ、一緒にいてヨ」

「なぁ、俺の気持ち知ってて言ってるんですかィ」

『まぁまぁ、神威くんが寝るって言ってくれてるし…』

「Aは黙ってなせェ、その首…神威にやられたんだろ」

『へ?』


総悟に言われて鏡で確認すると赤くなっていた


『なにこれ?虫に刺された?』

「……馬鹿か、キスマークだろ」

『き、きすまーく?』

「………呆れて反吐がでるねィ」

「それがどうしたアルか…総悟には関係ないネ」

「関係あるんでィ!俺がAのこと好きなの知ってんだろィ!」

『ちょ、ちょっと!総悟!』

「キスマーク付けて平然と居られるわけねぇだろ!…わかってんでさァ、神楽に酷いことしてるって……でもどうしても許せないんでさァ!」

「…いやだヨ。なんで?なんで私じゃダメなの?どうしてヨ!」


神楽ちゃんは目に涙を貯め
部屋を出た。


「…なんで神楽と付き合った?そこまでAさんのこと好きならなんで付き合ったんだよ!」

「それは神楽が…」

「あんたが逃げてただけだろ!」

『…私が言える立場じゃないけど神楽ちゃん、総悟を待ってると思うよ……私もはっきり言えないからダメなんだよね、総悟…』

「言わないでくれィ…聞きたくないでさァそんな言葉」



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設定タグ:銀魂 , 神威 , パラレル   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:かか | 作成日時:2019年8月8日 18時

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