怒り 濱田side ページ33
Aが出て行った楽屋。
誰も、口を開かなかった。
沈黙を破ったのは、俺やった。
「なぁ。あいつ、明日にはいなくなるからって言ってたけどどういうことや。」
WEST−濱貴「…………………………」
「なぁ!なんとか言ったらどうなん!苦しめてたのは、俺達やねんぞ!」
Aに俺達は、抱えきれないほどのものを抱え込ませたんや。
小「濱ちゃん。。俺、どうすればええのか。。ヒクッ。分からないわ。泣」
望。お前も、お前なりに抱えてたんよな。
Aのこと、気にかけてたもんな。
「望。。。泣くな。一回、落ち着こうか。なっ?」
そう言って俺は、望の背中をさすった。
「他の奴はどうなん?黙っとらんとなんか話してや。」
「淳太!お前、Aのこと妹みたいに可愛がってたやん。なんで、こんなことしたん?」
「照史。お前、Aのこと嫌ってたけど、ここまで一緒にやってきたやん。なんで、こんなことしたん?」
「シゲ。お前、Aと一緒に淳太にいたずらして、笑ってたよな。今回のことも、気にもかけてたよな。どうして、止められんかったん?」
「神ちゃん。お前、Aの相談めっちゃ親身になって聞いてやってたよな。なんで、こんなことしたん?」
「流星。お前、Aにお兄ちゃんみたいに慕われてたよな。お前も、Aのこと可愛いがってたよな。なんで、こんなことしたん?」
「望。お前、Aとよく一緒に出掛けたりしてたよな。だから、今回のことも気にかけてたよな。」
こんなこと言ってる俺も人のこと言えへんよな。
重「俺。怖かった。あいつのこと庇ったら俺も。俺も、イジメられるんちゃうかなって。泣」
桐「俺。ただ、あいつのこと妬んでただけなんかもな。なんで。。なんで、こんなことしたんやろ。」
中「俺も。最年長なのに大人気ないよな。あいつが人一倍、努力してたのに。止めるどころか、俺が加わってたよな。」
神「俺。いつでも、相談乗ってやる!って言ったのに、相談出来ない存在になっちやったな。」
藤「俺。慕ってもらってたのに。あいつのこと俺から、突き放したんやな。」
みんな、やっぱり分かってたんやな。自分が何やってたんか。
「そんなこと言ってる暇あったら。あいつに。Aに謝りに行こう!なっ!」
WEST−濱貴「おう。」
そのあと。ずっとAのことを探した。
でも、居なかった。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキージャニーズグループ
KAT-TUN
848人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いちご - もう、号泣しました!良いお話でした! (2020年10月24日 17時) (レス) id: ba03f094e2 (このIDを非表示/違反報告)
あっくんLOVE - 自然に涙が出ました。感動!! (2018年8月30日 0時) (レス) id: e3856dd8b9 (このIDを非表示/違反報告)
あ 〜 ちゃむ(プロフ) - みぃのんさん» 読んでいただきありがとうございました!手紙の部分は考えに考えた部分なのでそう言っていただけると嬉しいです!勿体ないお言葉ありがとうございます!! (2017年11月24日 21時) (レス) id: d51f8afc37 (このIDを非表示/違反報告)
あ 〜 ちゃむ(プロフ) - 天然ジャスミンさん» とても遅れましたが、読んでいただきありがとうございました! (2017年11月24日 21時) (レス) id: d51f8afc37 (このIDを非表示/違反報告)
みぃのん(プロフ) - 読んでるうちにどんどん涙が溢れてきました。特に、メンバーみんなへの手紙のところは号泣してしまいました。とってもいい作品でした! (2017年8月8日 0時) (レス) id: ea60ddf7ce (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ