× ダメ ×

×３６× ページ36

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重「 いやぁ 、それでな 〜 ？？ 」


「 も 、その続きええし 笑 」


重「 なんでよなんでよ ！ 笑 」






重岡が頑固に

″ 家まで送る ″っていうせいで仕方なく2人で帰る 。






まぁ 、仕方なくとか言いつつ

重岡が笑かしてくれるおかげで

流星の事も和らいでる気がするし 、楽やねんけど 。






「 第一さ 、重岡はさ ..... へっ ... 」





重岡が 、鼻と鼻が触れるくらいの距離に

顔を近づけてくる 。




「 ちょ 、え 、なに ？ 」


重「 しげおか ... 」


「 ..... 重岡 ？ 」


重「 だいき ... 」





重岡が 、うるうるした目で見つめる 。





「 大毅 って呼んでほしいの ？ 」


重「 うんっ ！」





子犬なら

キャンって吠えて尻尾振ってるねんろな ってくらい

嬉しそうに笑う 。






「 え 、いややで ？ 笑 」


重「 ちょ 、いうてやぁ 〜 ！！ 」





残念そうに可愛く笑う 、重岡 。





「 ほんま 、喜怒哀楽激しいな 、大毅 」


重「 ..... へっ 」


「 なんや 、重岡 」


重「 え 、いま 大毅言うたやんかぁ 〜 ！！ 」





″ 言うてへん言うてへん ″なんてふざけてみる 。





でもまぁ 、

これから大毅って呼んでもいいよな 。





流星やって 、

″ 夢叶ちゃん ″って呼んでんねんし ... 。





「 大毅 、はよいこーや 」





ここにはおらん流星に見せつけるかのように 、

大毅にそう呼びかけた 。




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