DaydReam

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真鳥「お、生きてた」
目を覚ましたら、いきなりこんな事を言われた。
藤原「生きてたって、そりゃ生きてるやろ」
さあ今の状況を教えてくれ。
全くもってついていけていない。

真鳥「君さぁ……夢世界、初めて？」
末澤「へ？」
真鳥「あ、もしかして何もわからんと来た感じ？はいはい。あ、そういう感じね。」
末澤「あの、」
真鳥「とりあえずおいで。ここじゃ、危ないわ。」
ほとんど強引に連れていかれ、訳もわからず、3人の男に囲まれてどこかへ連れていかれた。

いや、待て。展開が早すぎる。
今江「な、なぁ、まとくん……この人めっちゃ困惑してるけど……」
藤原「いけるいける。こういう時はゴーイングなんちゃらやで！」
折角自分の気持ちを代弁してくれたフードをかぶった男性の声はブルゾンの彼にかき消された。

真鳥「あ」
藤原「あ、エネミーや」
末澤「っ！？な、何ですかこれ！？」
突如、本当に突如として自分たちの目の前に最早人間の原型を留めていない、所謂モンスターってやつが現れた。
真鳥「丈〜、やろっか〜」
藤原「おけ〜」

いやいや、本当に待ってくれ。
ただ普通に目を覚ましたら
いきなり知らない所にいて、
いきなり知らない人に囲まれて、
いきなり得体の知れない化け物が出て、
挙句2人はさも慣れたかの様に戦い出す。

普通にキャパシティがオーバーした。
今江「あっ！」
人間混乱したら本当に気を失うらしい。
生憎自分の記憶はここで止まってしまっている。

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