DaydReam

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大橋「淳弥〜！淳弥〜！！」
朝っぱらからやかましい声で目が覚めた。
淳弥「…おはよう」
大橋「あぁ〜びっくりしたぁ！淳弥このまま起きひんかと思った〜！！」
淳弥「それ毎朝言うてるやんか」

大橋と淳弥は一緒の家に住んでいる。
正確に言えば淳弥の実家に大橋が下宿している。
学部も学年も違うが、同じ大学なのだ。

大橋「……なぁ、怒ってる？」
淳弥「別に。」
大橋「怒ってるやん〜！ごめんって！気になってもうただけやから〜！！」
淳弥「それ以上言うたら怒る」
大橋「うっ……はぁい……」


大橋「淳弥今日も遅いん？」
淳弥「何彼女みたいな事聞いてん」
大橋「えっ、淳弥彼女おるん！？」
淳弥「おらんよ。後、遅いのはいつもやろ。」
大橋「間に合う？」
淳弥「家着いたらすぐ寝落ちするから間に合うんちゃう。知らんけど。大橋は？」
大橋「僕今日バイト〜」
淳弥「…あっそ」
大橋「淳弥冷たい〜」

淳弥「それより、お前夢世界に馴染むの早すぎひん？」
大橋「え、そう？」
淳弥「だってお前まだ来て2日やろ」
大橋「うん、そうやで！」
淳弥「普通向こうの新人みたいに戸惑うはずやろ。」
大橋「全然！だってあっちの世界って凄い色とか音がキラキラしてて楽しいもん！」
淳弥「……エネミートラベラーになんなよ」
大橋「なれへんよ！」

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