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大橋「…なぁ、淳弥、古謝くん」
Liberalのメンバーの帰り道。
しん、とした中大橋が1つ問いかけた。
大橋「真鳥さん…?やったっけ、向こうのリーダーの人。いい人そうやったのに、何であんなに仲悪いん?」
リチャ「ちょ、大橋、」
古謝「…あいつは、いい人なんかやないよ」
大橋「何でぇ……?」
リチャ「大橋、やめとけ。」
淳弥「……」
大橋「でも、でも気になるんやもん。真鳥さん、僕に注意してくれたし、そんな悪い人やと思われへんのに。せやのに、何で2人は、」
淳弥「っ、うっさい!」
大橋「……淳弥……?」
リチャ「…大橋、もう、その話はやめたって。古謝はともかく、淳弥にしたら辛い話らしいから。」
大橋「……うん……」
古謝「…悪いな、リチャ。」
リチャ「ええよ。慣れてるし。」
しばらく歩くと、白いドアが見えた。
travelerの出入口だ。
古謝「じゃ、今日はこれで終わり。明日もまたいつもの時間に。」
大橋「わかった!夜11時やんね?じゃ、また夜に!」
大橋はいち早くドアを出る。
リチャ「お疲れ様でーす」
少し心配そうな顔で、リチャも出た。
古謝「……淳弥、」
淳弥「……」
古謝「大橋も、悪気はないんやで。」
淳弥「わかってる…」
古謝「嫌いにならんといて、大橋の事。」
淳弥「なってないよ、別に。一緒に暮らしてるんやし。」
古謝「……大学は、どうなん。」
淳弥「どう、って言われても、普通やけど。」
古謝「…そ、ちゃんと行ってるんやな。」
淳弥「当たり前やろ。じゃあ、また後で。」
……誰のせいなんやろな。
淳弥がドアから出ていったのを見届けると、古謝はそう呟いて、静かにドアを出ていった。
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今江柚空(プロフ) - ひよさん» 報告ありがとうございます。でも昨日書きましたようにこの小説が終わるまでは伊織くん出していこうと思います。でも確定情報がなかったんで、本当にありがとうございます。 (2016年10月17日 21時) (レス) id: 79bb6dcd4c (このIDを非表示/違反報告)
ひよ(プロフ) - いおりん退所してます。 ジャニワの大阪公演の時には辞めていたそうです (2016年10月17日 19時) (レス) id: da223ff563 (このIDを非表示/違反報告)
今江柚空(プロフ) - りゅーちぇーまんさん» そうですね……辞めてないのが1番いいのですが、こちらからはどうする事も出来ませんしね……辞めてないことを祈るしかないですね (2016年10月16日 8時) (レス) id: 79bb6dcd4c (このIDを非表示/違反報告)
りゅーちぇーまん - 伊織君が、辞めたという情報が出ているみたいですが辞めていない事を願いたいです。 (2016年10月15日 21時) (レス) id: 70c38da474 (このIDを非表示/違反報告)
今江柚空(プロフ) - ミルクさん» ありがとうございます!龍太くんの医者は完全に自己満です(笑)研究所に行けば会えるかも知れませんよ……?←大嘘 (2016年10月2日 20時) (レス) id: 79bb6dcd4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:今江柚空 | 作成日時:2016年9月23日 8時