パクゴヌクの葛藤 ページ33
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『おはよう』
「あ、おう」
『え』
朝、いつも通りゴヌクに挨拶して、一緒に食堂に行こうとすると、すっと先に行ってしまった。
いつもなら、嫌でも肩を組まれて連れていかれるのに
『ゴヌク!』
「…俺、部屋戻る」
『え』
…避けてる
絶対に私のこと避けてる
まあそりゃそうか…
多分私テレさんの彼女って思われてるよね…
こんこん
『ゴヌク入るよ』
言った時にはもう入ってたけど
「…何」
『何でそんなぶーたれてんの』
「ぶーたれてない」
『ぶーたれてるよ』
布団に丸まってるゴヌクをつっつきながら、テレさんに嫉妬してるんでしょ、と言うと手を振り払われる。
『図星だー。大好きなAぬながテレヒョンにとられて嫌だったんでしょ?おーい、ゴヌクちゃん!』
「…うるさい」
『付き合ってないよー。』
「2人で幸せにっ………え?」
『え?2人で幸せに?やっぱり勘違いしてるんじゃんあのお姫様抱っこで!違うから!!!誤解!!!』
「え…でも昨日の夜も2人でいたじゃん!」
『あれは、ジュンヒョナと別れたあとにたまたまテレさんと遭遇しただけ!で運悪くゴヌクが通って…』
「…俺、昨日Aに本当に付き合ってるのか聞きに行こうと思ってて、でも廊下に出たら2人がいて、もう聞くまでもないやって思って、てっきり、」
『落ち着け落ち着け』
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『〜ってだけ!』
「なんだ…」
『もう、避けたりしないで』
「ごめん」
『ううん』
「ちょっと嫉妬した」
『そっか』
『え?』
今あの生意気で口答えばっかりのゴヌクから嫉妬とかいう信じられない言葉が聞こえたけど…?!?!
「はあ…ダサ俺」
『し、嫉妬って…』
「…」
『おい、布団に隠れるのナシだろ』
真っ赤なほっぺのゴヌクが
芋虫みたいに布団の中に入っていった。
「…ヒョンと付き合わないでね」
『…何で?』
「…何でも」
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りある(プロフ) - ナツさん» 私ズハオと付き合ってたときの記憶あるので皆さんにリアルお届けしてます!お任せください! (2023年4月17日 1時) (レス) id: a6059aa28f (このIDを非表示/違反報告)
ナツ(プロフ) - あわ〜ズハオ最高ですね〜。そうなんですよ、ズハオって彼女できたら絶対彼女にデレデレになるタイプなんですよね〜。その上一人称俺とかギャップすぎますよね〜、、、。だめだ、ちょっとわかりみが深すぎます。 (2023年4月17日 0時) (レス) id: dfd53eccc9 (このIDを非表示/違反報告)
りある(プロフ) - ポイ捨てさん» にゃんこ戻ってきて、、、だんだん失恋みたいな気持ちになってきて良いお話書けそうです(ToT) (2023年4月16日 22時) (レス) id: a6059aa28f (このIDを非表示/違反報告)
ポイ捨て - ずはおにゃんはほんとにかわいいねえもうほんとにかわいすぎる。夢中で話聞けてないとこほんとに母性本能くすぐられるわあ…!!!!!!!!!!!!!!!!! (2023年4月16日 10時) (レス) @page35 id: 264429a349 (このIDを非表示/違反報告)
りある(プロフ) - ポイ捨てさん» ごぬくたん私たちをころす気満々ってことですよね受けて立ちます。 (2023年4月15日 16時) (レス) id: a6059aa28f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りある | 作成日時:2023年3月20日 21時