惑星の天使 #1

本気？ ページ32

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『…』


「Aー？どうかしたー？」


『あ、ごめんジュンヒョナ、何もないよ』


「さっきからぼーっとしてない？」


『え、そうかな…ごめん』


「俺掃除やるから部屋戻りなよ」


『大丈夫だよ。ジュンヒョナこそもう寝ていいよ』



















ゴヌク誤解事件から3日が経った。日付が変わる寸前に医務室にジュンヒョナが押し掛けてきて、てっきりゴヌクが喋って、テレさんのことで何か言われると思ったのだけれど、結局一緒に掃除をして、2人で他愛のない話をしながらジュンヒョナの部屋についた。





























『おやすみ、ジュンヒョナ』


「おやすみ〜！！！」



















ぱたん







































『…何も言われなかった』









「ほら、だから言ったじゃん」


『うわああっ！！…テレさん！驚かさないで！』









Aが勝手に驚いたんじゃん、と唇を尖らせて私の頭に手を置いたテレさんは、熱愛出なかったけど？と不満そうに口に出した。熱愛…熱愛…



















『ゴヌク、言わなかったんですね』


「だから言ったでしょ。好きな子に関しては男は大人しくなるの。…はーあ、ゴヌクもライバルなのね」


『ライバルって…
乙女ゲームの主人公じゃないですよ私は』


「主人公の粋だよ、こんなに手に入らないし」







































「あ、A…と、テレヒョン」


「ゴヌク。まだ起きてたんだ」


『ちょっ…』









ぐいっと肩を引き寄せられたかと思えば、
気付いたらテレさんの腕の中にいた。









『テレさん！やめてください！』





























え、無視




あ、無視するのね私の声は！





























「…あんまりヒョンを困らせるなよー、A。」


『え、ゴヌク』



















くるっと振り返って、すたすたと歩いていく。





























『…いつもならからかってくるのに』


「ショックなんじゃない？
ラブラブな僕とAを目の当たりにしちゃって」


『ラブラブ…あっ！！！』









さっとテレさんの腕の中から抜け出す。







































「みんなのAも好きだけど、
そろそろ僕の本気に答えてくれる気はないのかな？」




『本気…』




「わかるでしょ。僕、本気だよ。」




『…えっと、向き合います』




「うん、お手柔らかに」









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パクゴヌクの葛藤→←テレさん！！！！！

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