師匠彼女×弟子中也。(キラリ&キララ様リク) ページ35
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『…わあ、重そう』
「…師匠?」
『正解〜』
ポートマフィアの連絡通路。そこで女幹部Aと中也は挨拶を交わした。
中也は大きな段ボールを6個程積み上げて運んでいる。これでは前は見えてないんだろう。
「声で分かりました師匠」
『その師匠呼び止めない?恥ずかしい』
「嫌です止めません。俺の中で師匠は師匠です」
昔、中也が此処に入り立ての頃に戦闘や実務仕事まで1から教えた事があった。その頃から中也には「師匠」と呼ばれるようになったのだ。大した事はしてない。
『まあ良いんだけどさ。それ前見えてるの?』
「あー。…感覚?」
『それでいいのか』
「いいんですよ。じゃあ、これ姐さんに頼まれてるヤツなんで早く運んじまいますね」
『おー頑張れ…って中也!』
「うお!?」
云った時には既に遅し。中也は目の前にあった階段を踏み外してしまった。
咄嗟に中也の腕を掴み抱き抱える様にする。それと同時にフワリと身体と周りの荷物が浮いた。
『……あっっぶな』
「す、すいません…」
『間一髪って所だね』
パチンと指を鳴らすとゆっくりと下降する身体と荷物。全部無傷で大事には至らなかった。
「流石、反射神経良いですね」
『まー、可愛い愛弟子のピンチだったし?』
「照れますね…。異能の使い方もお上手でふ」
『噛んだね。…中也の異能よりは不便だよ。私のは浮かせる事しか出来ないんだもの』
「いえ、助かりました。有難う御座います」
『いえいえ。…あ、動かないでね』
「はい?」
さっきので乱れたのだろう。中也の前髪を手櫛でだが軽く整えた。
『はい、大丈夫そうね。カッコイイわ』
「……〜っ!!」
『え、待って急にしゃがんで如何したの!?』
「(カッコよすぎか)」
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主人公の異能は「浮遊」です!
リクエストありがとうございました、そしてお待たせしました!!
中也×年上甘えん坊彼女。(もふもふ様リク)→←記憶持ち太宰×彼女。(学パロ)
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桜餅さん(プロフ) - ★ayaka★さん» ありがとうございます! (2020年1月9日 0時) (レス) id: d7ba8c175c (このIDを非表示/違反報告)
桜餅さん(プロフ) - 歌さん» コメントありがとうございます!すみません、リクエストは停止してます…。 (2020年1月9日 0時) (レス) id: d7ba8c175c (このIDを非表示/違反報告)
桜餅さん(プロフ) - 江羅古九さん» 返信遅くなりすみません。ありがとうございます!まってて…! (2020年1月9日 0時) (レス) id: d7ba8c175c (このIDを非表示/違反報告)
歌 - リクでちょいツン立原と構って夢主 (2020年1月9日 0時) (レス) id: b4dff23058 (このIDを非表示/違反報告)
★ayaka★(プロフ) - 面白かったです。続き待ってます (2019年10月28日 1時) (レス) id: 65fd904e63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜餅さん | 作成日時:2018年1月1日 21時