ドS安吾×男装彼女。(零様リク) ページ44
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私の職場は異能特務課。そこに私は何故か男として務めている。
『__報告は以上です』
「ご苦労様でした。何時もすみませんね」
『いえ、仕事ですから』
つい先程、異能者による薬品の不正売買を表沙汰にならない様に取り締まって来た。今はその報告を上司の坂口安吾にしている。
エリート中のエリートが上司で嬉しいですよ私は。
「汚れ仕事を何時も任せているのは気が引けますが…。貴方が優秀なのでね」
『褒め言葉として受け取っておきますね』
もう少し言動が柔らかければ。
「そうしてください。…よく目標が貴方に会ってくれましたね。彼は女性にしか目を向けないと評判なのに」
『……機嫌が良かったので。その為かと』
「……そうですか」
云えない。単独行動だったので男装を解いて女として近づき落としたとか云えない。
「貴方は運も味方に付けるのですね。それが無ければ今頃どうなっていたか…。まあ良いでしょう。ご苦労様です。風呂に行ってきたら如何です?埃まみれじゃないですか」
『褒めてます?貶してます?』
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『本当にもう…。何で皆して倉庫とか薄暗い所が好きなのよ』
脱衣場でシャワーを浴びる為に小物を揃えてサラシを解く。
男として此処に居るので、共用の風呂だと万一があるので自室のシャワーを使用している。
これなら間違いは起こらないし…。
髪伸びたから切らないとってそんなどうでも良い事を考えてシャワーを浴び、髪を軽く拭いて個室を出た。
この時、サラシを巻かないで出たのが間違いだったと後悔している。
「失礼しますよA君。この書類を出来れば明日まで__!?」
『!?』
コンコンとノック音が聞こえた次の瞬間、扉を開けて坂口先輩が入ってきた。
サラシを巻いていない私の姿を、男装をしていない私の姿を見られた__。
「…随分と胸が在る様に見えますが」
『錯覚で「騙せると思います?」思わないです』
と、こちらに寄ってきた先輩。グッと一瞬にして私の腰を抱き近寄せる。そしてそのまま腰を撫で始めた。
『ヒッ!?』
「貴女もう少し色気のある声出せません?」
『変態ですか!?』
「何とでも」
『うぁ』
そうしてる間にも手は背中、脚を撫で回す。
『ひぅ…』
「そんな声出して良いんですか?男として此処に居るのでしょう?」
『やっ、そこ…』
「良い反応です」
「良い玩具を見つけました。男装をバラされたく無かったら僕と遊んで貰いますよAさん?」
澁澤×被.殺願望彼女。(あかな様リク)→←デレ甘谷崎×彼女。(キノコ様リク)
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桜餅さん(プロフ) - ★ayaka★さん» ありがとうございます! (2020年1月9日 0時) (レス) id: d7ba8c175c (このIDを非表示/違反報告)
桜餅さん(プロフ) - 歌さん» コメントありがとうございます!すみません、リクエストは停止してます…。 (2020年1月9日 0時) (レス) id: d7ba8c175c (このIDを非表示/違反報告)
桜餅さん(プロフ) - 江羅古九さん» 返信遅くなりすみません。ありがとうございます!まってて…! (2020年1月9日 0時) (レス) id: d7ba8c175c (このIDを非表示/違反報告)
歌 - リクでちょいツン立原と構って夢主 (2020年1月9日 0時) (レス) id: b4dff23058 (このIDを非表示/違反報告)
★ayaka★(プロフ) - 面白かったです。続き待ってます (2019年10月28日 1時) (レス) id: 65fd904e63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜餅さん | 作成日時:2018年1月1日 21時