5話 ページ7
オスマンさんに着いて歩いていくこと約数分後、ようやく部屋に到着した。
この城と呼べるのか分からないくらい大きな要塞が広すぎる。
部屋まで着くのに色々な部屋があったが、日常生活では使わないだろうと言われてスルーしていた。
途中に食害専用部屋とかいうのがあったが、見なかったことにしよう。
オス「ここがリオ様の部屋になります。」
オスマンさんが部屋の扉を開けて中に入れてくれる。
中はとても綺麗で、青と水色で装飾されていた。
まるで海の中にいるような感覚だ。
リオ「綺麗な部屋ですね。でも、どうして青と水色なのですか？」
オス「あぁ、それはリオ様の髪の色が青色とお聞きしていたので、青色系の色で装飾したんです。」
リオ「そうなんですね！」
リオは用意されてた部屋が気に入った様だ。
窓から景色を見たり、机の上を見たりと、珍しいものを見る子供のような目をしている。
オス「Aさんにも部屋が用意されているので、行きますか？」
「あ、私の部屋もあるんですね。」
オス「付き人の従者の方が居ると聞いていたので、ご用意しました。」
殆どの場合、従者は部屋を持たず主の護衛をしているもの。
休む部屋などメイドや他の従者との共同部屋で良かったのに。
リオの部屋を出て真正面、リオの部屋の扉と同じ形をした扉、どうやらそこが私の部屋らしい。
扉を開いて中に入ると、そこは赤と黒で装飾された部屋だった。
リオの部屋との違いは特にはなかったが、机の上に赤い薔薇が置かれていた。
「………薔薇？」
オス「あ、はい、この部屋は赤色で装飾されてますので、薔薇を飾った方が良いと思いまして、邪魔ならのけますけど？」
「………いえ、大丈夫です。ありがとうございました。」
オスマンさんにペコりっとお辞儀をすると、オスマンさんも頭を下げて出ていった。
完全に誰の気配もしなくなった後、私は、飾られていた薔薇を見た。
窓から見た美しい薔薇と同じだった。
「あぁ、何て……」
美しくて憎い花なんだろう。
私は薔薇の花の花弁を一枚取ると、ナイフで切った。
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あばば - 「〜だと思う」「〜か...」などの文で作者様は「〜だっと思う」「〜っか...」と書いていて、日本語として変になっています...私が気にしすぎなのかもしれないのですが、読みづらいです...すみません！ (2022年8月6日 18時) (
レス) @page43 id: 657c3387d9 (このIDを非表示/違反報告)
ああああ - 作品はとてもいいのに作者のページいらんすぎる。 (2020年3月30日 13時) (レス) id: b71cb1ab08 (このIDを非表示/違反報告)
2Fq3xJRnanGV4xN(プロフ) - 私はオスマン推しです！ (2020年1月24日 17時) (レス) id: 32198dd32d (このIDを非表示/違反報告)
2Fq3xJRnanGV4xN(プロフ) - とっても面白いです！！まだ途中までなんですけど、ハラハラしながら見させていただいています！おちのリクエストなんですけど、オスマンのリクエストします！よろしくお願いします！ (2020年1月24日 17時) (レス) id: 32198dd32d (このIDを非表示/違反報告)
yotuba0902 - 面白いです！ネタってどうやって考えてるんですk((((((殴 (2019年9月28日 7時) (レス) id: 101a506f7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオバナ@復元成功 | 作成日時：2019年8月28日 22時
