30話 ページ32
また先に動いてきたのはゾムさんだった。
真っ直ぐ走って来て、今度は体勢を低くして私の懐に来る。
ナイフを当てにくくさせるためか、素早さもあるから反応が遅れやすい。
どうにか後ろに下がって避ける。
ゾムさんの表情は、まるで遊びを楽しむ子供のような表情、でも、その笑顔は狂気に満ちていた。
攻撃を仕掛けてくるゾムさんを避けながら、隙ができるのを待ってみる。
まぁ、初めっから隙ができるとか思ってもないのだが。
ゾム「どうしたんや？避けるだけやったら勝てへんで？」
「勝ったつもりでいるみたいですけど、ここから形勢逆転しますよ。」
そこで、あることに気づく。
ゾムさん、私の心臓しか狙って来ていない。
ナイフは全て避けるか弾いているが、殆どが左胸を目掛けて振っている。
相手の急所を狙っているのは同じか。
ゾムさんが振り下ろしてきたナイフを素手で止める。
あまりに突然の事で、ゾムさんも固まる。
ゾム「ええんか？俺の力やったらこのままぶっ飛ばすことも出来るんやで？」
「えぇ、最初っから力で勝とうとは思ってませんよ、ゴリ押しで勝たせてもらいます！」
ゾムさんのナイフを思いっきり自分の方へ引張る。
咄嗟にゾムさんもナイフを引っ張る。
それを狙っていたんだよ。
力いっぱい引っ張るゾムさんのナイフを離し、飛びかかる。
ナイフを引っ張るのに力を入れてたせいで、ゾムさんは後ろに倒れそうになる。
慌てて体勢を立て直したみたいだが、遅い。
私はゾムさんの左胸目掛けて、思いっきりナイフを突き刺す。
ゴムなので刺さることは無いが、ゾムさんの左胸部分は、赤いインクが付いていた。
勝ったのだ。ゾムさんに。
そう思った時、私自身が体制を崩してしまい、ゾムさんの方に倒れる。
「あ、やば……」
ゾム「ちょ……」
ゾムさんもいきなりのことで私を支えきれず、後ろに倒れる。
今の状態がどんな状態だって？
私がゾムさんの上に倒れ込んでる状態だよ。
――――――
やぁ、どうも、作者です。
早速質問が来てたので答えましょう
質問→梅ねり好きですか？
→作者梅大嫌いです←
なので梅の商品食べたことないです！！
梅食べれる人凄いと思います。
作者なら食べた瞬間吐き出しますね。
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あばば - 「〜だと思う」「〜か...」などの文で作者様は「〜だっと思う」「〜っか...」と書いていて、日本語として変になっています...私が気にしすぎなのかもしれないのですが、読みづらいです...すみません！ (2022年8月6日 18時) (
レス) @page43 id: 657c3387d9 (このIDを非表示/違反報告)
ああああ - 作品はとてもいいのに作者のページいらんすぎる。 (2020年3月30日 13時) (レス) id: b71cb1ab08 (このIDを非表示/違反報告)
2Fq3xJRnanGV4xN(プロフ) - 私はオスマン推しです！ (2020年1月24日 17時) (レス) id: 32198dd32d (このIDを非表示/違反報告)
2Fq3xJRnanGV4xN(プロフ) - とっても面白いです！！まだ途中までなんですけど、ハラハラしながら見させていただいています！おちのリクエストなんですけど、オスマンのリクエストします！よろしくお願いします！ (2020年1月24日 17時) (レス) id: 32198dd32d (このIDを非表示/違反報告)
yotuba0902 - 面白いです！ネタってどうやって考えてるんですk((((((殴 (2019年9月28日 7時) (レス) id: 101a506f7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオバナ@復元成功 | 作成日時：2019年8月28日 22時
