気楽に呪え【呪術廻戦】

43.閻魔と七海建人 ページ43

＿

『あっ、建人君゛゛』

七海｢声量を抑えてください｣
＿


怪我を硝子ちゃんに治してもらった次の日、新しい任務が入ってて迎えに来てくれた車に入ったらななみんが缶コーヒー飲んで座ってた。ななみんぢゃん(歓喜)



『今日の仕事は一級の人とって聞いてたけどななみんだったんだ』

七海｢詳細は補助監督がメールで送ったはずですが｣

『画数多くて...』

七海｢なら仕方ありませんね｣



仕方ないねぇって建人君にの言葉を繰り返すように言ったら｢今必要最低限の情報を読み上げるので覚えてください｣って今日の任務の詳細を読み上げてくれた


詳細はこう、最近近郊で変死体が発見されてて呪霊鑑識さん達が調査頑張って今回の件の犯人(？)であろう呪霊が町外れの廃ビルを住処にしてるって特定できたんだって。そんで、階級がわかんないけどとりあえず若人を育てる為に私、一級相当だったらやばいから一級術士の建人君が選ばれたらしい


ちなみに私の階級は三級ね

近いうちに二級に上がるためのテストがあるの。




『あ、七海ちゃん占いしていい？最近学校で流行ってるの』

七海｢どうぞ｣

『えっと、七海ちゃんは今呪霊を祓って家に帰ってる最中です。家に帰る途中の道でお花を見つけました、どんなお花？

1.バラ。2.ユリ。3.スミレ。4.タンポポ』

七海｢3のスミレですかね｣

『んへ、私もスミレ好き。んじゃ次はね』

七海｢結果を教えて進んでください｣



・

・

・



『ななみん見た？！Aの術式が今ペかーって黒く光った！！』

七海｢見ましたから前を向いてください、まだいます｣

『あき°ゃ゛っ』

七海｢いわんこっちゃない...｣




衆合鉄末火って炎の熱鉄の雨が降り注ぐ術を使ったら、最初に熱鉄が呪霊に当たった時に黒く光って、すごくて、テンション上がっちゃったら横にいた目ん玉とび出た不細工で相手にしたくなかった呪霊に体当たりされた。痛い。



七海｢今の光は黒閃と呼ばれるものです。先程のように集中して術式を放てばまた黒く光るでしょう｣

『セルフディスコクラブライトってこと？？』

七海｢後でクラブでもなんでも放っていいので今は集中してください｣



ななみんちょっと怒ってるからちゃんと集中しよ

さっき体当たりしてきた目ん玉とび出た呪霊と向き合って術式を放つ

あ、また光ったすごい。これどんな原理で光ってるんだろ、理科の先生に聞いたらわかるかな


＿

七海建人

建人君.ななみん.ななみちゃんとAに色んな呼び方で呼ばれてる
メールの詳細を確認していないAを甘やかしているのではなく諦めてる。はぁ、仕方がない。小さい頃にも何度かあってるので世話焼いてくれる

44.閻魔とパンダ→←42.閻魔と怪我

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す