気楽に呪え【呪術廻戦】

34.閻魔と甚爾と地獄 ページ34

＿

｢今日は無間にいけよ｣

『鬼さんたちはAの力をおしはかる能力がないの？』
＿


なんで急にマリオで言うところのクッパ城に連れていこうとするの

Aまだどんぐり平原クリアできただけでデザートさばくもミントしょとうもくりあできてないよ。なんでそうやってAなら無間もくりあできるって思ってるの(思ってない)期待しないでほしい(してない)。

期待されるくらいなら見下したままお前にはできないって思ってていいから(思ってる)



｢どうせお前が死んだところであのクソ生意気な小僧がいるから千鬼のやつも困らねぇよ｣

『ゔわっ？！』



＿＿
＿



『ぐずっ、ぅ、びぇ、』



1回落ちたら1つの小地獄をクリアできないと戻れないのが地獄に堕ちる閻魔のルールで落ちちゃったらどうしようもなくて、やだよぉ、って泣きながら鳥口処って小地獄の前に行く。

ここは確か、獄卒の鬼たちが罪人の口をちょんぎって裂いちゃって、そのままふっとうしたあついドロの中に落とす場所だってばあやが言ってた気がする。

おぼれた罪人は口が閉じれないからあついドロ飲んじゃって内臓が焼かれるんだって




｢…ガキの啜り泣く声が聞こえたと思ったら、｣

『ぅ、ぁぁああ！！と、、と、とうじくん？！？！！』



泣きながらしゃがみこんでたら目の前に歩いてきた白い着物を着崩して上半身裸のとうじくん、とうじくん、とうじくんだ、…



『と、とうじくん、、ゔ、会いたかった、Aもうわがまま言わないからザリガニ釣りに行きたい』

甚爾｢足にまとわりつくな鬱陶しい｣

『とうじくん、ここ1番悪い人がおちる地獄だよ』

甚爾｢知ってる、俺が落ちてんだからそんくらいだろ｣



お前は術式かよ、ってしゃがみこむAにあわせてしゃがみこみながら聞いてくれるとうじくんすてき。だいすき。ほんとに好きだよとうじくん。

あ、ちゃんと久しぶりに会えたんだから言いたい事も言っとかないと。



『とうじくんその格好はけしからんと思う』
甚爾｢お前はまた要らねぇ知識増やしてんのか｣


『あとね、本当に会えて嬉しいよとうじくん。あの日からずっとかっこいいまんまだね』
甚爾｢お前は相変わらず変わったガキだな｣


『とうじくんが来なくなってA捨てられたと思っちゃった』
甚爾｢拾った覚えもねぇ｣


『けど、こんなとこでも会えたからいいや、好きですとうじくん。お盆の日にはAのとこにちゃんときてね』
甚爾｢行くわけねぇだろ｣


『けどねとうじくん』
甚爾｢なんだ？｣





『Aの地獄にとうじくんはいらないよ』





＿＿

この後1ヶ月間無間で死をさまよった。ガチで死にかけた

35.閻魔と皆→←33.閻魔と五条と動物園

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す