気楽に呪え【呪術廻戦】

32.閻魔と家入硝子 ページ32

＿

『それでねバキって折れちゃってね』

家入｢その声色で説明するような状況じゃないでしょ｣
＿


さとるくんと一緒に高専ってとこに来ました、しょうこちゃんに治してもらったら｢どうしたの？｣って聞かれて昨日の昨日の話してた

さとるくんはジュース買いに行ったよ



家入｢学校楽しい？｣

『うん。最近ね、にこにこしたら皆Aのこと好きになるって気づいたの』

家入｢世渡り上手になるね｣

『皆Aの悪口いっぱい言ってたのに、へんだよね』

家入｢そういう時はその子の友達を少しずつ奪ってくんだよ、1人になった時に無視し始めれば効果抜群だから｣

『明日やってみるね』



とりあえず最初Aの筆箱をかくしたあや(仮)ちゃんから友達とってこうと思った。しょうこちゃんはいっつもいいこと教えてくれて大好き



家入｢家で嫌なことないの？｣

『うーん、あ、そういえばね最近さとるくんの他に新しい遊び相手の人が来てくれるようになってなんかいや』

家入｢なんで？｣

『ほんとはね、とうじくんって言うちょーちょーかっこいいAの旦那さんがいたんだけど亡くなっちゃって、その代わりみたいな人達が来るのいや。とうじくんのかわりになんてなれるわけないのに』



みのほどをわきまえてほしい。Aみたいに



家入｢みんな不細工？｣

『とうじくんの足元にもおよばない、汚い池にいる微生物みたい』



そう言ったらしょうこちゃんは笑って机に置いてあったキャンディーをくれた、みかん味おいしい。



家入｢にしても7歳がこんなんなるまで稽古とは名家はぶっ飛んでんね｣

『そうかな？』

家入｢普通その歳の子なら蝉でも捕まえて遊んでるよ｣

『それこの前やったよ、さとるくんが楽しそうだった』

家入｢五条かよ｣




さとるくんヘラクレスオオカブト探すの楽しそうだった

Aは暑くて汗かくの嫌だったから木陰のベンチでさとるくんが楽しそうにしてるの見てた




家入｢私はAが心配だな｣

『なんで？』

家入｢あんな呪いを払ってなかったらほぼヤクザみたいな家で育ってるから｣

『Aはさとるくんもしょうこちゃんもいるから大丈夫だよ』

家入｢私は置いといて、五条が1番の危険因子じゃん｣

『確かにさとるくんロリコンだもんね』

五条｢お前まだそれ言ってんのか｣

『あ、さとるくん』



帰ってくるなり頭グリグリされた、痛い。いくらAの丸い頭が可愛いからってやりすぎだよさとるくん、おこるよ



家入｢Aは五条のことどう思ってる？｣

『メダカとか2日で殺しそう』

五条｢轢くぞ｣

33.閻魔と五条と動物園→←31.閻魔と怪我

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す