異能ハンター (ページ28)

今日:8 hit、昨日:7 hit、合計:1,896 hit

２８話ソルトの行動ページ28

ウィルザー「チッ、
あ～仕事ってめんどくせ」

ノア「あんたがやっている仕事ほぼ俺がやってるからなー

感謝しやがれ

金くれ」

ウィルザー「お前見た目は少女なんだからよ

もうちょっと可愛い言葉言えねぇのかよ」

ノア「悪いな

口が悪くてよ」

ノアはウィルザーの方を見ず、パソコンに集中していた

そしてガチャりと扉が開いた

ソルト「や♡」

扉から現れたのはソルトだった

相変わらずという態度でウィルザーの前へと近づいた

ソルト「ボク、ギルド辞めるね♡」

ウィルザー「そうか」

ソルト「あれ？意外と反応薄いね♡」

ウィルザー「まぁな何度もあったからなギルドを辞めるって言う奴

別に止めやしねぇさ

決めんのは自分次第だからな」

ソルト「あぁそう、

ノアは寂しい？」

ノア「……あ？ごめん聞いてなかった……」

ソルト「逆にボクが悲しいよ

ボク、ギルド辞めるから宜しくね♡」

ノア「ふーんそうか、何故よろしくかよく分かんないが

これからどうする気だ？」

ソルト「そうだね、

殺しに行くよ♡」

ノアは一瞬目を貼ったが、また元に戻り

一言「そう」で終わった

ソルトは「じゃぁね～♡」と言いその場を去っていった

ノア「狐はどうする気だ？

お前、ソルトと仲良かっただろ」

ウィルザーとノアしかいない場所にそっと「狐」と言ったノア

「ありゃりゃ～

バレてた？」

何処からか声が聞こえた

だがウィルザーとノアの姿しかいないと思った瞬間

いつの間に、部屋の真ん中に現れた

狐のお面をつけ、和服に身をまとっている金髪でロングの男

彼の名は

『狐』

本名は知らない

狐「俺ちゃんは、どうする気もないよー

ただ、ちょっくら用があるから

消えるけど」

ウィルザー「そうか、まぁお前も頑張れよ」

狐「ウィルザーさんも借金頑張ってねー」

ウィルザー「あれは俺じゃねぇ！クロアだ！」

ノア「ファーイトー」

ウィルザー「手前ら！
なんで俺が払う感じになってんだよ！」

今日もブレイブギルドは賑やかです