亡命客1 ページ3
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｢おぉ、着いた………｣
駅には大勢の人が流れるように行き交っている。人の波をなんとか進んで行く。私は国民ではない上に、他国の軍人であった。その為、実は書類とか書類とか書類とか書いて、申請してやっと亡命が叶ったわけだ。こちらに来てからも記入しなければならないものは山のようにある。とりあえず、自分の住居に荷物を置いた後、書類に記入し、整理する事にした。なら、早く新居へ行かねば………。
新しい住居までの道には色々なお店があり、美味しそうな香りから、お花なんかのフローラルなものまで、私の鼻をくすぐっていく。空腹に負け、私はカラッと揚がったメンチとコロッケを買ってしまった。うーん、美味しい。メンチは肉汁が手首まで伝うほど溢れてくるし、コロッケは真ん中に入ったチーズのしょっぱさがじゃがいもの味を引き立てている。どっちも揚げたての熱々で最高………………。
いけないいけない、これでは完全に観光客じゃないか………………！
ブンブンと首をふり、新住居へと足早に向かう。
しばらくすれば、見えてきたのは一軒家。え、住所あってるんだよね、これ？私、確か4万で住めるところって言ったけど、これ、あきらかに4万じゃすまないくらいの大きな家なんだが………？二階あるし、凄く綺麗だし………。
そう思いながら、家の前で呆然と立っていれば、その家から一人の女性が現れ、こちらを見るなり笑顔で、あぁ、いらっしゃったのですね！と口を開く。
｢長旅、お疲れ様です。A・マクライアン様ですね？｣
｢え？あぁ、はい、そうです。｣
深々とお辞儀をし、そう言う彼女に返事をする。
｢ささ、こちらの家の説明をさせていただきますので、中へどうぞ。あ、荷物はひとまず玄関に置いておきますね。｣
また彼女は笑顔を浮かべると、扉を大きく開け、私を中へ誘導する。流れる様な手つきで私の持っていた荷物を玄関の端に綺麗に置いてくれた。あぁ、プロフェッショナルってこんな感じなんだ………。
｢さて、書類の確認から始めましょうか。では、まずリビングへ向かいましょうか。｣
あぁ、これは、長くなりそうだなぁ………………。
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れもんあめ(プロフ) - 果奈さん» え...。語彙力めちゃめちゃあるじゃないですか!! (2019年4月14日 17時) (
レス) id: 2dbd7ef2a2 (このIDを非表示/違反報告)
るーか(プロフ) - 果奈さん» はい！完成したら、お知らせします！ (2019年4月14日 11時) (レス) id: 22a10a6505 (このIDを非表示/違反報告)
果奈(プロフ) - れもんあめさん» 語彙力が無いので、そう言っていただけて有難いです。これからもよろしくお願いします！ (2019年4月13日 21時) (レス) id: a4d3edf1aa (このIDを非表示/違反報告)
果奈(プロフ) - るーかさん» 是非ともお願いしたいです！！！楽しみにしてますね！ (2019年4月13日 21時) (レス) id: a4d3edf1aa (このIDを非表示/違反報告)
るーか(プロフ) - あの、夢主ちゃんの絵を描いてもよろしいでしょうか？いきなりですみません (2019年4月11日 1時) (レス) id: 22a10a6505 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：果奈 | 作成日時：2018年1月22日 13時
