お世話係りの番犬くん参【東京リベンジャーズ】【男主】 (ページ49)

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149ー血のハロウィン Part28 (final) ページ49

貴方Sibe

千冬「場地さんっ…俺はこれからどうしたらいいんすか…っ！」

千冬くんは泣いている。

場地の1番近くにいたんだもんな…千冬くん。

万次郎くんは、僕の手を引いて千冬くんの横に立った。

万次郎「なあ、千冬。1番隊の灯火をお前が消すのか？」

『！…東卍抜けた自分が言うのもなんですが、まだ望みはあると思います……』

僕はずっと大事にしまっていたボロボロのお守りを千冬くんに渡した。

千冬「これ、は…？」

『東卍結成時に、僕が創立メンバーの為だけにつくった世界で7つだけのお守りの一つです。』

創立メンバー全員と自分だけが持っている、世界で7つだけのお守り。

つまり、このお守りは場地が持っていたものってわけ。

場地ったら、大事そうにスクールバックにつけてたんだもん。

『千冬、お前にやるよ。1番隊副隊長、松野千冬。』

千冬「Aっ…くんっ……！！」

千冬くんは、お守りを握りしめて泣きじゃくった。

僕と万次郎くんは、邪魔をしないように速やかにその場をさった。

万次郎「アレ、あげてよかったのか？」

『はい。僕は場地を守れなかったのに、持ってる必要ないですから。

東卍に戻っても、皆んなに認めてもらえるか…』

万次郎「大丈夫だよ…きっと。場地も真一郎も…そう言ってる気がする。」

『そうっすか…』