お世話係りの番犬くん参【東京リベンジャーズ】【男主】 (ページ47)

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147ー血のハロウィン Part26 ページ47

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パーちん「お前らマジ？誰も買えねぇじゃん。」

隆「この中で1番金いっぱい持ってるAは財布忘れたって…」

一虎「論外。」

『お前らが勝手に、俺が1番金持ってるって偏見あるだけで常に金持ってるわけじゃねぇから。

変な偏見捨てろ！』

何故、"金＝俺"と言う偏見がついてしまったのだろうか。

場地「"歩く募金箱"は黙っとけ。」

『誰が、"歩く募金箱"だ！誰が！！』

場地を殴ろうとする俺をマイキーが止めた。

今度、一発殴ってやる…！

堅「あ、でもよ。出し合えば一個買えるくらいにはなるんじゃね？」

『5、10、15……おぉ！』

「「「おぉ！！」」」

確かに、500円にはなる。

俺達は交通安全と書かれたお守りを買った。

万次郎「お前が持ってろよ、場地。」

マイキーが場地へお守りを差し出した。

堅「あぁ。結成のきっかけはお前だしな。」

隆「それがいい。」

『同感。』

パーちん「預けたぞ。」

場地は、お守りをマジマジと見つめ

場地「おぉう！！」

受け取った。

『大事にしろよ？』

場地「あぁ。大事に、扱っとくぜ。」

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貴方Sibe

万次郎「これがその、お守りだ。」

万次郎くんはお守りを見つめて、呟いた。

万次郎「東卍を作ったのは俺じゃない。…場地だ。

"誰かが傷ついたらみんなで守る"。"一人一人がみんなを守るチーム"にしたい。

そうやってできたチームだった。」

武道「場地くんは…ずっとAくんと2人だけで戦ってたんすね…

その日の約束を守るために。」

僕は強引に涙を拭き取ると、床に崩れ落ちた。

足の力が抜けたんだと思う。