お世話係りの番犬くん参【東京リベンジャーズ】【男主】 (ページ42)

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142ー血のハロウィン Part21 ページ42

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ｺﾞﾂｯ

ﾊﾞｺｯ

万次郎くんが一虎くんを殴る。

どうしよ…止められないよ…

場地死んじゃったし…

万次郎「殺す！殺すっ！殺す！！」

『マイキーぃ……』

万次郎くんは、近くに落ちていた刃物を拾った。

多分、瓶の欠片。

でかいし、刺さった箇所によっては致命傷だ。

一虎くんが死ぬのは後味悪いなぁ……

僕はフラつきながら万次郎くんの元へ向かった。

2人の間に立つと、目の前には瓶の欠片。

一虎くんを庇って、僕が死のう…

そう思った。

武道「Aくん、死んじゃダメだ！！」

『！！』

だが、武道くんの言葉で正気に戻る。

ﾄﾞﾝｯ

一虎くんを押して、尻餅をつかせてから僕は屈む。

一虎くんと僕に刃物は当たらなかった。

そして、足を蹴り上げて万次郎くんの手から刃物を離させる。

それを僕がキャッチして、万次郎くんの首に押し付けた。

『マイキー、駄目だ。道を踏み外すな。』

万次郎「退け…テメェも殺すぞ。」

武道「もう辞めましょう…」

僕と武道くんの2人で万次郎くんを止める。

武道「マイキーくっ…＿＿」

『武道！？』

だが、安易に吹き飛ばされた。

僕はもう体力がなく、マイキーと平等に戦えない。

だから、戦力にもならないだろう。

でも、場地のためだ。

場地以外は、死なせない。